初期消火を心得る 箴言17:14
『17:14 口論の始まりは水が吹き出すようなもの。争い事が起こらないうちにやめよ。 箴言17:14新改訳2017』
真実は、人を傷つけるものだ。
自分は正義の代弁者だと自認している人は、周囲との口論や争い事が絶えません。
人間は、説得できないのが現実だからです。
必要なのは、納得です。 その納得材料をどのように提供できるのかが課題です。
人間には、それぞれの考え方があり、そこに、他人は一切介入できません。
まず、この原則を確認しておきたいものです。
「蟻の一穴から堤は崩れる」と言う言い伝えがあります。小さな穴でも、最初に対処しないと事になるのです。
火事もそうです。
着火したときに、すぐに初期消火が出来れば、それ以上の事態は回避できるのです。
闇雲に、水をかけるよりも、火をおおって酸素欠乏状態にするのが良いようです。ただし、化繊のように燃えやすい素材ではなく、綿などの難燃素材を用意しておくのも大切だと考えています。
以前は、溶接などの工場で使う作業服は、綿の素材だったのですが、化繊の台頭により、引火によるやけどなどが増えているように思います。ご用心です。
争い事には、大抵、第三者の相手がいます。
ですから、相手との距離感やスタンスを変えることで、その構図を変えることが可能なのです。
まず、対立するよりも、相手の言い分を聞くことで信頼関係を構築する。
そして、自分の考え方は、「私は○○と思う」と、アイメッセージで伝えることです。
こうしていけば、少なくとも、「水掛け論」にはならないと思います。
話が、平行線であっても、冷静でいられるはずです。
水掛け論がはじまると、最初は、小さな水鉄砲でも、やがて、バケツになり、ホースになると言うエキサイティングな様子を想像するにかたくありません。
果ては、消防車や救急車を呼ぶ事に発展する可能性もあります。
無用な争いを回避すると、エネルギーの効率化に繋がるのだと私は考えています。
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