手をつないでトイレに行かせる? 自主性と必要な対処能力
集団生活で「トイレ休憩」は大切な時間です。
ですが、トイレの数は限られていますので、行列が出来ます。
この光景は、年代を問わずです。
保育園からはじまり、老人会のバスツアーでも見られます。
まあ、秩序正しく行動するのが、日本人の良い所なのかも知れません。
しかし、その中でも、少し時間を調整しながら、行列に並ぶのを最小限にしようとする人も少数派ながらいます。
トイレは、生理現象ですから、個人差があります。
それを「一斉に」というのも、無理はあるのです。
集団行動を重視するのか? あるいは自主性を重視するのか?
これには、この先も結論が出ないでしょう。
そもそも、どちらかという話ではないからです。
両方に対応できる働きかけが何かという、方法論の論議が先だと感じます。
目的は「トイレを済ましておく」であり、「休憩時間は○○時○○分まで」という枠を持たせれば良い話だと思います。
また、トイレの数が限られているのなら、班ごとに行かせるなどの工夫もできるのです。
最も、大切な事は、どうしてもトイレに行きたくなったときに、その意志と状況を言えるようにすることだと思います。
体調の変化などで、必ずしも、休憩時間に済ませられないこともあるからです。
優先順位で、個人の体調を最優先し、そこそこの集団行動が出来るような取り組みが必要だと考えます。
大人の会合でも「寝ても良いですが、イビキはかかないようにしてください」とか「トイレはコッソリ中座して下さい」などと言ってもらえると、それに沿って行動しやすくなります。
臨機応変に対応できるように、状況に応じた対応力をどのように伝えていくかに課題を感じます。
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