心の耳を向ける方向 箴言22:17-19
『22:17 耳を傾けて、知恵のある者たちのことばを聞け。私の知識に心を向けよ。
22:18 これらをあなたのうちに保つのは楽しいこと。これらをみな、あなたの唇に備えよ。
22:19 あなたが【主】に拠り頼むことができるように、私は今日、特にあなたに教える。 箴言22:17-19新改訳2017』
人生の選択に関する箴言です。
人間には、自由意志が与えられていて、何を見て、何を聞き、何を信じて生きるのか自分で決断する必要があります。
自分で決めるという事は、誰かのせいにすることはできなくなります。例え、自分が信頼している人が言うのだからそのように決めたと言っても、それは、自分の決断という事になります。
その大切な決断をするときに、心の向け方がポイントになります。
信仰者の決断は、最初の人、アダムとエバの失敗の結果である「罪」を引き継いでいることを認め、創造主である神【主】に向き直る事です。
それは、人間の努力や財力を総動員してもできないことだからです。
それを、約2000年前に、御子イエス(第二位格)が受肉され、唯一の義人として、全人類の罪を背負い十字架にかかり、「罪を取り除く神の子羊」としての贖いを完成されたのです。
すでに、備えはあるのです。
「それに対する応答をするか否かが問われている」というのが聖書信仰の考え方です。
「知恵のある者たちのことばを聞け」とあるのは、【主】を見上げる賢明な人たちの言葉を聞くことのススメです。
また、「私の知識に心を向けよ」とも言われています。
それは、創造主である神【主】、全知全能であり、無限の領域がその源になっています。
つまり、無尽蔵の知恵とエネルギーを期待しても良い所なのです。
その決断には、勇気が必要ですが、そこに入ってしまえば、マインドにゆとりが生まれるのです。
「これらをあなたのうちに保つのは楽しいこと」と記されていますね。
その領域は、ブラックボックスのようで、そこに飛び込むには躊躇も当然です。でも、そこは、「楽しい」所なのです。
また、「あなたの唇に備えよ」と促されているのです。
これには、段階を踏む必要があります。その知識に心を向け、信仰によって獲得し、それを楽しみ、心から湧き出たものが唇に備えるということです。
「あなたが【主】に拠り頼むことができるように」今日も、お誘いが継続しているのですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません