心の扉の状態 箴言18:1
『18:1 自らを閉ざす者は自分の欲望のままに求め、すべての知性と仲たがいする。 箴言18:1新改訳2017』
社会的引きこもりが増え続けている時代です。
これは、社会の情勢を反映した事象だと私は考えています。
貝が身を守るためには、その固い殻を閉じて、中に籠もる防衛姿勢があります。
人間も、身の回りのリスクを感じて、安全と感じるどこかに閉じこもりたいとするのが引きこもりの背景です。
実際に、引きこもると言うわけではなくて、心を閉ざしたり、思考を停止させたりする事も含めれば、さらに多くの人が、引きこもりの対象になるのでしょう。
不登校も増えているようです。でも、いのちを脅かすような深刻なケースは少ないと聞きます。
しかし、自分の世界に閉じこもる安全性と、そこに潜む危険性を考えてみる必要があります。
安全性は、他者の接触を避けることにより、ウイルスやボディコンタクトを避けられる点です。
危険性は、周囲の干渉がないために、自分の欲望が優位になる点です。そうすると、自分の気持ちの赴くまま暴走してしまう懸念があります。
いのちに関わる大きなリスクに至る手前で、誰かに制止されないと、取り返しのつかない結果にいたる可能性もあります。
人間は、劣等感に苛まれ、挫折感に打ちひしがれます。
それらを振り払うように、思い切った行動をすれば、独り善がりな空回りをすることになりかねません。
人間は、独り善がりな選択をすれば、自分の中にある良心でさえ置き去りにしかねないのです。
冒頭の箴言は、より良い人生のために必要です。
確かに、自分の心を守ることは大切です。
その守り方が課題なのです。
その方法は、創造主である神【主】との良好な関係を回復することから始まります。
人間の心を守るための近道は、自分の心に【主】を迎え入れる事でもあるのです。
人間は被造物であり、創造主である神【主】に造られた存在です。
その原点に回帰すると言うことです。
それが、一番の近道なのです。
精神的、経済的、精神的な自立を育みながら、周囲への配慮をしていけるように成長していきたいと考えています。
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