難攻不落な城とは? 箴言18:10-11
『18:10 【主】の名は堅固なやぐら。正しい人はその中に駆け込み、保護される。
18:11 富む者の財産はその堅固な城。自分ではそそり立つ城壁のように思い描いている。 箴言18:10-11新改訳2017』
日本にも多くの城があります。
地形によって、山城や平城などあります。
それぞれの利点を生かし、欠点をカバーする工夫を繰り返して、難攻不落な城を目指して来ました。
でも、敵軍だけではなく、自然災害にもさらされ、立て替えを余儀なくされるところがほとんどです。
コツコツと積み上げたものでもいつかは、崩れたり、朽ちたりするものです。
冒頭の箴言は、普遍の堅固な城について示しています。
それは、肉眼では見えない世界観です。
正に、神聖な領域です。
この地球上では、多くの紛争があり、理不尽にも多くの人が巻き添えになって命を落としています。
爆撃の応酬は、町を破壊し、がれきを積み上げています。
それは、建造物の破壊だけではなく、生活の破壊をしているのです。
生きるという当たり前の日常が脅威にさらされているのです。
世の中は、矛盾に満ちています。
武器商人は、昔から、紛争を誘発し、相応に資金を貸し、武器や防衛システムを売りつけてきました。
その商魂は、逞しいを通り超えて、すざましい執念を感じるほどです。
お金持ちは、自分の命と財産を守るために、セキュリティが行き届いた豪邸(城)を大金を払って買い求めます。でも、近隣火災や戦禍に巻き込まれれば、何ともならない事も多くあります。
箴言18:10では、究極的に安全な場所を示しています。
それは、「【主】の名」です。
創造主である神【主】こそ、「堅固なやぐら」と記されています。人間は、この地上で、目に見える安全そうなものに目を奪われます。しかし、それは、肉眼では見えない領域にあるもののようです。
「正しい人はその中に駆け込み、保護される。」とあります。
この「正しい人」とは、信仰者のことを示しています。
信仰者は、肉体的生命を終えても、霊的生命で永遠に生かされるからです。
『10:28 からだを殺しても、たましいを殺せない者たちを恐れてはいけません。むしろ、たましいもからだもゲヘナで滅ぼすことができる方を恐れなさい。マタイ10:28新改訳2017』
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