賢明な配偶者 箴言19:14

『19:14 家と財産は先祖から受け継ぐもの。賢明な妻は【主】からのもの。 箴言19:14新改訳2017』

「蓼食う虫も好き好き」と言われたりする結婚相手についてです。

人間の一生は、誰かに正解を押し付けられるものではありません。自分の選択で、選び取って行くものなので、良縁に気づかない事も巡り会えない事もあります。

しかし、どんなコンプレックスを抱えていても、それが要因で縁に恵まれないと考えるのは早計ではないでしょうか?

周囲を見回してみると、実に多様な組み合わせのカップルがいます。

媚びを売らずに、諦めることなく、胸を張って生きたいですね。

この箴言では、「賢明な妻は【主】から」と記されています。

この箴言は、王子への教訓として、記されていますから、「妻」となっています。女性からすれば「夫」となる男性についても、【主】によるマッチングがあると考えた方が良いのです。

人間は、人生の中で、不思議な出会いをしていくものだと、つくづく感じています。

人間には、バウンダリーと言われる自他境界線が存在します。

時に、これをお互いに侵しながら、その関係性や距離感が変化して行くのが人間関係の不思議なところです。

互いの許容範囲が見つかれば、幸せの共有が生まれます。

しかし、どちらかの一方的な欲望や願望ならば、不幸を味わうことにもなりかねません。

直接に対話できるのは、まだマシな方で、時折、代理人を交えたりしての交通整理も必要になることもあります。

自分の理想はあるでしょう、それを否定するつもりはありません。

「容貌、財産、年収、家柄、学歴」だけで、選ぶのはリスクが高すぎませんか?

それよりも、その人の「マインド」や「考え方」が自分とマッチしているかのチェックも大切だと考えます。

赤の他人が、同じ屋根の下で生活をするというのも、なかなかスリリングな体験です。

それは、どちらかのガマンによって維持されることもありますが、一方的なガマンであれば、それも、いつか限界を迎えることでしょう。

この箴言に戻ると、そのような配偶者候補が、【主】によって、この地球上に用意されているというのです。

信仰者であれば、まず、その【主】に祈りましょう。

当事者であれば、自分のマインド整理をすることも大切ですね。

自分の子や孫の良縁を求めるならば、アプローチよりも先に、【主】に祈りましょう。

【主】にあって、良縁が示されますように、お祈りしております。

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