その時に備えるマインド04 「わたしの人生なかなかよかったね 藤島ちさと著」

第5章は、「終わりをみつめることで、今どう生きるかに思いをむける」について記されています。

私は、過去から宝物を発掘し、未来に希望を持つことで、「今ココ」にフォーカスを当てて、集中出来ると考えています。

人間にとっては、死は肉体的生命の終わりです。

信仰的な観点からは「.(ピリオド)」ではなく「:(コロン)」とも考えられています。

しかし、どこかに目標を置けば、そこまでのスペースをイメージしやすくなります。

その方法は、それぞれの環境に応じ、やりやすいものを選択すればよいのです。

その中で、「役割」や「意味」に意識をむけていくことも大切という内容です。

人生には、合理化や効率化を求められる局面もありますが、時には、自分自身の緊張感をほぐす時間を持つ事も奨められています。

自宅介護は、特に、ワンオペだったり、自分だけで抱え込むことも増えていきがちです。

でも、ケアマネジャーや介護のプロに、大変に感じているコトを打ち明けるだけで、何らかのヒントを得られる可能性も出てきます。

少子高齢化社会は、子に負担が大きくなる傾向が目に見えています。

時には、「できること」と「できないこと」の選択をしなければならないこともあるでしょう。

人間の限界はありますから、当然のことです。

何か「できることで寄り添う」という気持ちがあれば、すべてを放棄して後悔に苛まれるよりは、まだ良い選択なるかも知れません。

一義的には、「自分の人生をどのように生ききる」かというのが、最大のテーマです。

「その人生は、誰かのためにもなる」という要素も大切にしたいですが、優先順位を考えておくことが大切なのですね。

自分の主体的な意志決定により、「自分ができること」を選び取っていきたいものです。

人生の後悔をできるだけ減らすためにも、最良の「今ココ」を生きたいと考えています。

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Posted by dblacks