本当に良い友達とは? ジョージ・エリオット

『動物はほんとうに気持のいい友達である。彼らはいかなる質問もしないし、いかなる批評もしない。 ジョージ・エリオット『聖職生活』」』

「レンタルなんもしない人」という人がいます。

一緒にいて欲しいという依頼に応えて、依頼者に寄り添うのが役目だそうです。

寄り添うというのは、依頼者を詮索しない、または、批評しないという立ち位置だそうです。

積極的に、相手に何らかのサービスをするのではなく、依頼に沿って、そばにいて、受けとめるというニュアンスみたいです。

承認欲求が強すぎる人は、承認されていないと落ち着かないようですが、好意的であっても、否定も肯定もしないというのが、心地良い関係かも知れません。

生き物同士のコミュニケーションは、非言語的なモノが多いように感じています。

人間同士は、言語を使おうとするのでかえって厄介になるのかも知れませんね。

その点、身近な動物は、言語に頼る事なく、好意を伝えようとするので、ウマく行く可能性があがるのでしょうか?

中には、吼えたり、噛みついたりなどの荒っぽい相手もいるのでしょう。

でも、非言語的コミュニケーションが成立する間柄において、可能性が上がるのかも知れません。

身近な動物は、「いかなる質問」をしない。とあるのは、「余計な詮索をしない」というニュアンスを感じます。

また、「いかなる批評」をしないというのは、「ダメだし」をしないということでしょうね。

自分が、触れて欲しいこと、触れて欲しくないこと、その機微がわかっているか、否かは別にして、触れられたくないことは、そっとして欲しいという事でしょう。

このあたりが、人間には及ばない、ペット様の役割なのかも知れません。

幸せの共有が続きますように。

ジョージ・エリオット(George Eliot、1819年11月22日 – 1880年12月22日)は、イギリスの作家。本名はメアリー・アン・エヴァンズ(Mary Anne Evans、マリアン Marian ないしメアリ・アン Mary Annとも)。ヴィクトリア朝を代表する作家の一人で、心理的洞察と写実性に優れた作品を発表した。『アダム・ビード』『サイラス・マーナー』『ミドルマーチ』などの作品で知られており、特に『ミドルマーチ』は後世のヴァージニア・ウルフによって賞賛され、マーティン・エイミスやジュリアン・バーンズによって英語で書かれた最高の小説のひとつに数えられている[1][2]。

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Posted by dblacks