惑いを与える存在 箴言28:10

『28:10 直ぐな人を悪い道に迷わす者は、自分の掘った穴に陥る。しかし、誠実な人たちは幸せを受け継ぐ。 箴言28:10新改訳2017』

人間は、自分に足りないと感じている要素を何かで埋めたいと考えるものでしょう。

自分にあるものは、不思議と意識化できないという一面があるのです。

自分の中に空いていると感じているポッカリとした穴を埋めようと周囲を見渡して模索するのですね。

それが、他人の所有物や才能を羨む気持ちの根元にあるものだと思います。

何とか、自分のものにできないかと策を練るのです。

それを自分の所有にするために、大金を使える人もいます。

でも、所有欲が満たされるかはわかりませんね。達成感は一瞬で、また「虚しく」なる可能性もあります。

酷いケースでは、盗るというケースもあります。そんな事をしても、すぐにバレるのにです。

さらには、相手の才能は、買うことも奪うこともできませんから、相手を貶めるような行動に出るときもあります。

相手を騙して、おかしな惑いに誘い込もうとする事もあるというのが、この箴言の警告です。

もっと酷いのは、相手の人間関係を壊したり、相手の命を奪ったりするケースまであるのです。

素直で実直な人は騙されやすいという一面もあります。

それらに漬け込んで、失敗を誘うようなアプローチなどさまざまな策謀があり、もっと酷いケースのように、墓穴まで用意されることがあるのです。

21世紀は、人間関係も希薄になり、日常の付き合いの距離感も、微調整が必要なイメージを強くしています。

多少の警戒心は、持ち合わせた方が良い時代だと感じます。

自分自身が、人生の壁にぶち当たったときに、どのようなマインドでいればよいのか?

その一つは、自分の手の届くところに目を向けるということが挙げられます。

自分が信頼できる間柄と良好な関係を保つことです。

また、自分の身の回りにある、必要不可欠なものを確認するのです。

人間関係を含め、所有物も取捨選択する良い機会だと捉えた方が良いでしょうね。

もう一つは、自分の内面に目を向けることです。

自分の存在を自己受容し、自己肯定感を確認しましょう。

自分を支え、他人を下げず、自分を下げず生きていくマインドで、コツコツと歩みましょう。

その先に、「幸せを受け継ぐ」という領域がある事を励みに。
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