忍術の3つの病 山口正之氏 「怖がる」「あなどる」「考えすぎる」
忍者は、不思議な存在です。
そして、憧れのヒーローの一つでもあります。
しかし、忍びの現実は、もっとドロドロとしたディープな世界が広がっているのだと想像します。
勝負には、勝ちと負けが付き物です。
この場合の負けは、「死」を意味しています。
でも、忍者は、目眩ましをして生き延びるという「ドロー」に持っていくという秘技もあります。
そんな忍術の使い手にも、襲いかかる病があると記されていました。
一つ目は、恐怖です。
これは、こわがる事です。確かに、自分の使命を果たすために、時には、闇に紛れて、命を賭けて出向くのですから当然だと思います。それに、備えて、日常の鍛錬を積み重ねてきたのに、ネガティブイメージに支配される瞬間が訪れるという事です。それほど、見えざる敵は大きく感じると言う事なのでしょうか?
二つ目は、敵を軽んずる事です。
これは、相手を侮る事です。自信過剰になり、慢心する危険領域です。等身大プラスアルファの自信は大切ですが、それと乖離がありすぎるのは、最大のリスクなのかも知れませんね。常に、対等な関係性を意識していきたいものです。
三つ目は、思案を過ごす事です。
これは、考えすぎる事です。ともすると、堂々巡りの自動思考などというスパイラルに巻き込まれる懸念があります。戦術も、選択肢が多すぎると迷いが生じるものです。シンプルな挑み方をブラッシュアップし、整理整頓しておくことが大切なのでしょう。
これは、忍者でなくても、活用できる心得だと感じました。
人間は、世の中で、あらゆる事に、忍んでいるとも言えます。
その中で、サバイバルゲームに参加させられているみたいです。
この3つの病がある事を理解しながら、自分の土台を確認していく事が、次の一歩を力強くしてくれるのではないでしょうか?
街中で見かける普通なのに、格好良く見える人がいます。
その人は、この3つの病を知り、その対策を心得ている人かも知れないと私は考えています。
参考文献 「忍びと忍術 山口正之著」
伊賀流・甲賀流に代表される忍術。歴史上の様々な場面で活躍してきた忍者たち。忍者の掟、忍術と科学、忍者心得帖、実戦記録など小説や劇画でしか知ることのできなかった忍びと忍術の世界を史実にもとづき再現する。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません