一面の網 中国の故事成語

『◇一面の網 (中国の故事成語)

殷の湯王(とうおう)が、四面に網を張って鳥を捕らえているのを見て、逃げ場がないことを哀れに思い、三面の網を解いて一面の網にかかるものだけを捕らえたという故事が由来。つまり、人々を大切にする情け深い仁政を行って、法律の適用を緩やかにすることを意味する。四角四面の法を厳格に適用するのではなく、情け深い為政者の姿勢を示すこと。似た言い回しで全く異なる意味を持っているのが「一網打尽」。これは、一度打った網で、ほとんど全てを捕まえてしまうことを意味する。』

「一網打尽」という言葉が、馴染み深いです。

でも、乱獲によって根絶やしになるという懸念も持ちます。

絶滅危惧種という分類も、だんだん身近に感じられるようになってきました。

絶滅危惧種とは、生息環境の破壊、地球温暖化、外来種の侵入、乱獲などの人間の活動により、絶滅の危機に瀕している生物種です。国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」では48,600種以上が分類され、全評価種の28%以上が危機に瀕しています。

日本の絶滅危惧種は、レッドリストにレポートがあります。
https://ikilog.biodic.go.jp/Rdb/

哺乳類では、イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコ、アマミノクロウサギ 、ジュゴン、ラッコ、エラブオオコウモリなど、鳥類では、トキ、ヤンバルクイナ、コウノトリ、シマフクロウ 、アカガシラカラスバト、カンムリワシ、ハヤブサなど、両生類・爬虫類・その他では、オオサンショウウオ、イボイモリ、アカイシガメなどが載せられています。

人間が、知らないところで、生存している可能性は否定できないもののその種が途絶えるという懸念があるのです。

このテーマに、いち早く気づいていたのが、殷の湯王(とうおう)だったのです。

「四面に網を張って鳥を捕らえている」という光景が当たり前の時代だったようです。

これに、異を唱え、「三面の網を解いて一面の網にかかるものだけを捕らえた」というのです。

これは、今でも残るかすみ網なのでしょうか? 今は、それも、許可制で、禁止されていますね。それだけ、捕獲能力が高いという事ですね。

冒頭のフレーズは、「情け深い為政者の姿勢を示す」という鳥の捕獲よりも深い意味合いがあったのです。

憲法は、為政者を戒めるためのものという見解が支配的です。

しかし、現実は、為政者が、国民を「四角四面の法を厳格に適用」して、締め上げるという適用がなされることが多いのが、この世の中です。

人口削減の陰謀があるとも聞きます。

四角四面の網で、国民が根絶やしにならないように願いたいものです。

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