年代別水分量と内容について 飲水学 谷口英喜医師
人間の体は、70%が水分だと言われています。
しかし、年代によって、異なるようです。「飲水学」によると、胎児は90%、赤ちゃんは80%、成人は60%、高齢者は50%との事です。
これは、体重に比較しての比率です。体重60kgの成人男性のケースでは、体重の約60%にあたる36kg分の水分が存在している計算です。
体重が4kgの新生児であれば、約80%の約3.2kgが水分と言うことになります。体重が40kgの高齢者ならば、約20kgが水分と言うことになります。
よく、赤ちゃんがほぼ水分と言われますが、体内水分量からすると、その通りだったのですね。
それらの水分は、筋肉、皮膚、血液、骨、脳、腸に含まれ、脂肪には、水分がほとんどないというのです。
もちろん、体質による個人差もあり、性別差もあります。
自分にとって、最適な水分量が確保できるというのが、良いコンディションを維持する秘訣のようです。
体内の水分量が足りないと脱水状態で、多すぎる状態が溢水(いっすい)と言われます。このどちらの状態も体内の栄養素や老廃物の往来に影響が出るので、注意が必要なのです。
臓器に焦点を絞ると、また違う見え方がしてきます。
水分量が多い臓器は、脳、胃腸、筋肉と言われます。
これらが、維持できないと影響が出るのです。
これらを回避するためにも、適正な水分補給が大切なのですね。
飲水学は、日常の何気ない行為である「水を飲む」ことに、深い意味と科学的な視点を与えてくれる学問だと記されています。
谷口英喜医師は、麻酔科医で、手術の時に、患者のコンディションを維持するために、積み上げてきた知見の一部が「飲水学」という重要な要素だったのです。
現場では、「魔法の水」と言われる対処があるようです。
これは、高価な特別な何かというものではなく、患者の水分調整が上手く言って、ベストコンディションになった事を評しているようです。





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