希望の幻 箴言29:18

『29:18 幻がなければ、民は好き勝手にふるまう。しかし、みおしえを守る者は幸いである。 箴言29:18新改訳2017』

幻とは、創造主である神【主】の啓示を意味しています。

イスラエルの祖として選ばれたアブラム(後のアブラハム)は、創造主である神【主】の召命に信仰で応答しました。

また、新約聖書で多くの書簡を遺したパウロは、ユダヤ人と異邦人に福音を宣べ伝えました。その要所要所で、創造主である神【主】からの幻(啓示)が与えられたのです。

それを信じ行動することで、パウロに与えられた使命を全うしたのです。

どうやら、この【主】からの啓示に対する応答の方法が、人生や国の存亡にも影響してくると言うのです。

示された「幻」とは、何を意味しているのでしょうか?

その感じ方には、大きな個人差が伴います。

この箴言は、イスラエルに向けた記された教訓です。一義的には、創造主である神【主】に選ばれた約束の民への諭しです。

旧約聖書によると、くり返しくり返し、創造主である神【主】からの啓示があったのです。

出エジプトの時代に、真の礼拝をする民にするために、モーセが律法を受け取りに行っている間に、民の背きがあったのです。

これは、誰が悪いと言うよりも、人間は不安タネを抱えていて、それを煽る構造が出来上がっていると考えた方が現実に近いようです。

しかし、人間が自ら、我力で作り出す方法は、刹那的で、本質的な解決になら無いものです。

でも、創造主である神【主】が示された啓示に従えば、永続的な解決と平安がもれなくついてくるのです。

特に、一国の指導者は、その方針を間違えると、その国がなくなることもあったのです。歴史として、イスラエルは、南北朝ともに、国としては滅亡に至ったのです。

その理由は、この箴言の教訓を活かせなかったからです。

ついつい、人間は、目先の「今だけ」「金だけ」「自分だけ」に意識を奪われがちです。

それは、「欲」だけではなく、解決法も、人間的に魅力を感じるものに、傾いてしまうのではないでしょうか。

この箴言に示されている「幻」は、人間に取って、「希望の幻」だと考えています。

これが、明確になれば、刹那的な誘惑には、反応しなくなるのではないでしょうか?

自分が示された「幻」に、希望を抱きながら、進んでいきたいですね。

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