エルサレムへ 受難に向かう旅路 ルカ18:31-34など

パウロは、イエスの足跡をたどっています。

それは、エルサレムへの旅に見ることができます。つまり、受難に向かう旅です。おもに3つの類似点を見る事ができます。

1、ユダヤ人による敵対と、異邦人に引き渡すという陰謀
メシアであるイエス・キリストのケース

『18:31 さて、イエスは十二人をそばに呼んで、彼らに話された。「ご覧なさい。わたしたちはエルサレムに上って行きます。人の子について、預言者たちを通して書き記されているすべてのことが実現するのです。
18:32 人の子は異邦人に引き渡され、彼らに嘲られ、辱められ、唾をかけられます。
18:33 彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」
18:34 弟子たちには、これらのことが何一つ分からなかった。彼らにはこのことばが隠されていて、話されたことが理解できなかった。 ルカ18:31-34新改訳2017』

イエスはご自身に起きることを理解し預言しましたが、弟子たちは霊の目が閉ざされて、理解できませんでした。

パウロのケース


『20:22 ご覧なさい。私は今、御霊に縛られてエルサレムに行きます。そこで私にどんなことが起こるのか、分かりません。
20:23 ただ、聖霊がどの町でも私に証しして言われるのは、鎖と苦しみが私を待っているということです。 使徒の働き20:22-23新改訳2017』

パウロは苦難を理解していましたが、友人たちは、他の信者たちは、その意味を理解できずにいました。

2、3度繰り返されるエルサレムでの受難の預言
メシアであるイエス・キリストのケース
変貌山の前の預言


『9:21 するとイエスは弟子たちを戒め、このことをだれにも話さないように命じられた。
9:22 そして、人の子は多くの苦しみを受け、長老たち、祭司長たち、律法学者たちに捨てられ、殺され、三日目によみがえらなければならない、と語られた。 ルカ9:21-22新改訳2017』

変貌山の後の預言


『9:43 人々はみな、神の偉大さに驚嘆した。イエスがなさったすべてのことに人々がみな驚いていると、イエスは弟子たちにこう言われた。
9:44 「あなたがたは、これらのことばを自分の耳に入れておきなさい。人の子は、人々の手に渡されようとしています。」
9:45 しかし、弟子たちには、このことばが理解できなかった。彼らには分からないように、彼らから隠されていたのであった。彼らは、このことばについてイエスに尋ねるのを恐れていた。 ルカ9:43-45新改訳2017』

エルサレムへの途上弟子たちに語られた預言


『18:31 さて、イエスは十二人をそばに呼んで、彼らに話された。「ご覧なさい。わたしたちはエルサレムに上って行きます。人の子について、預言者たちを通して書き記されているすべてのことが実現するのです。
18:32 人の子は異邦人に引き渡され、彼らに嘲られ、辱められ、唾をかけられます。
18:33 彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」
18:34 弟子たちには、これらのことが何一つ分からなかった。彼らにはこのことばが隠されていて、話されたことが理解できなかった。 ルカ18:31-34新改訳2017』

パウロのケース

『20:22 ご覧なさい。私は今、御霊に縛られてエルサレムに行きます。そこで私にどんなことが起こるのか、分かりません。
20:23 ただ、聖霊がどの町でも私に証しして言われるのは、鎖と苦しみが私を待っているということです。 使徒の働き20:22-23新改訳2017』

ツロの信者たちへ


『21:4 私たちは弟子たちを探して、そこに七日間滞在した。彼らは御霊に示されて、エルサレムには行かないようにとパウロに繰り返し言った。 使徒の働き21:4』

カイザリヤにて


『21:10 かなりの期間そこに滞在していると、アガボという名の預言者がユダヤから下って来た。
21:11 彼は私たちのところに来て、パウロの帯を取り、自分の両手と両足を縛って言った。「聖霊がこう言われます。『この帯の持ち主を、ユダヤ人たちはエルサレムでこのように縛り、異邦人の手に渡すことになる。』」 使徒の働き21:10-11』

受難の予告がそれぞれ3回記されています。

3、エルサレムに上るという堅い意志と、父なる神への従順
メシアであるイエス・キリストのケース
ゲッセマネの園でのイエスの祈り、義人なる【主】が怒りの杯を飲むことは、人間イエスが父なる神から断絶されること、全人類の身代わりになるために、血の汗を流すほどの絶望感を抱きながら、御心を全うされた。命懸けの謙遜を尽くされた。


『22:42 「父よ、みこころなら、この杯をわたしから取り去ってください。しかし、わたしの願いではなく、みこころがなりますように。」
22:43 〔すると、御使いが天から現れて、イエスを力づけた。
22:44 イエスは苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。 ルカ22:42-44新改訳2017』

パウロのケース
イエスの祈りと重なるパウロの証言


『20:22 ご覧なさい。私は今、御霊に縛られてエルサレムに行きます。そこで私にどんなことが起こるのか、分かりません。
20:23 ただ、聖霊がどの町でも私に証しして言われるのは、鎖と苦しみが私を待っているということです。
20:24 けれども、私が自分の走るべき道のりを走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音を証しする任務を全うできるなら、自分のいのちは少しも惜しいとは思いません。 使徒の働き20:22-24』

ルカ伝を記したルカは、使徒の働きにおいて、パウロの信頼性について証言しているのです。ルカは、裁判のための資料を作っているという一面もあります。それが、大切な証言として多くの人に影響を与え続けているのです。

これらのことから、「使徒たちの教えは100%信頼に足る」という確信を支える有力なポイントなのです。これを信仰で受けとめて、味わうことが、信仰者の喜びでもあります。

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