メリークリスマス
『真の愛の道は決して平坦ではない by ウイリアム・シェークスピア』
喜劇「夏の夜の夢」の中で、服従か死刑か修道院かの選択を迫るシーンで、出てくる台詞です。これは、人間同士の愛を貫く難しさが表現されています。好きという気持ちだけでは、一緒になるためにクリアできない、カベがあるのですね。
筋を通した愛を貫く難しさクリアするために、創造主である神も、針の穴を通すように備えられたのですね。
アダムとエバを創造した後に、エデンの園でのたった一つの禁令を破った二人が、追放されたのです。つまり、創造主である神との断絶を意味しています。
正義の存在である神は、義を通さなければなりませんから、人間との交流を再会するためには、究極の犠牲が必要だったのです。
それで、三位一体の神の第二位格であるイエス・キリストが肉体に宿る必要があったのですね。それが、約2000年前ユダヤのベツレヘムで、起きたのですね。その誕生をお祝いするのがクリスマスなのですね。

そして、ゴルゴタで十字架に架けられて唯一無二の犠牲として贖いを完成されたのです。
十字架に至る経路は、当時の権力者達の画策で亡き者にされようとしましたが、実際には、絶妙なタイミングで、正に神業で完璧になされたのでした。
『過つは人の常、許すは神の業 by アレサンダー・ポープ』
人間は、常に間違うようにできているようです。しかし、神に十字架で罪を背負ってくださったイエス・キリストの御名で「間違いました許してください。」と祈ると、許してくださるのです。
人生は、人それぞれ一人だけで通る一本道、試練・困難がつきものの、まるで荒野みたいですね。
私はクリスマスこそ人生に潤いを得るオアシスだと思っています。
つまり、クリスマスというオアシスは、平安の先取りができるのですね。
もし、自分に焦りを感じたり、周囲の光景に強くいらだちを覚えたとしたら、それは、あなた自身の心の不安が煽られているのです。
不安を覆う平安を実感していれば、パニックにならず、ヒステリックにならずに対応が可能になるのですね。
それが、荒野のオアシスと感じているクリスマスの真意なのです。
人間が受け継いでいるDNAには、心に埋めることができない穴がポッカリ空いていて、それを強く不安に感じてしまうのですね。
クリスマスの福音が、その心のスキマを満たしてくれるということです。
大きな変化の時代、本当の平和にたどり着くのはいつでしょうね。
平和の鐘が「ゴーン」と鳴り響くのが待ち遠しいです。
来年があなたにとって、平安な「今ココ」でありますように
これを読んでくださったあなたに有難うございます。
豊かな平安と祝福をお祈りいたします。