メリークリスマス2019
今から約2000年前の中東地域はローマ帝国が支配下に置いていました。その時代はイスラエルの民にとって暗黒時代だったのです。
イスラエルの救世主(メシア)として待望され、語り継がれていた、クリスマスの主人公であるイエス・キリスト様がベツレヘムで誕生されたのです。
それはイザヤによって
『闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。(イザヤ 9:1新共同訳)』
と預言されていました。
その誕生をお祝いする習慣が、今日まで世界の至る所で続いているクリスマスなのですね。
まず、ベツレヘムにいた羊飼いに天使が遣わされ、光が差し込み、赤ちゃんのメシアにあっています。(ルカ2:)
イエス・キリストが公生涯に入り、伝道をはじめた時には、次のようにイザヤの預言を引用して記されている。「光が輝いた」から「光が射し込んだ」という表現になっているのが身近に感じられる。
『暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」(マタ 4:16新共同訳)』
系図から考えると、アブラハム・イサク・ヤコブからはじまり、少年時代に羊飼いをしていたダビデ王の血筋から養父ヨセフ、母マリヤが選ばれている不思議なモノです。
その血筋の中には、異邦人も遊女だった人も名前が挙げられているのは実に興味深いことです。ダビデ王も何度も失敗をし、その度に悔い改めて、そのつとめを果たしたのです。人間ができるコトは、神の許しを感謝していただくことだけなのでしょうね。
自分に負い目がある時には、暗いところに逃げ込みたい気分にもなりますが、そこには安心はないのですね。 人は、暗さに不安を感じますが、光を見るとホッとします。でも、いきなり明るい光に照らされると身動きが取れないような衝撃を受けるでしょうね。
『わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。(ヨハネ12:46新共同訳)』
程よい光に包まれて「今ココ」を生きたいですね。
興味のある方はハーベストタイムミニストリーズのサイトをご覧ください。