薬物依存にならないために 「教養としての麻薬 藤野彰著」
『薬物は娯楽目的で、あるいは、現状から逃げるために、はたまたどのような理由であれ、乱用するものではないとの、心を、知性を、考えを育てる。それが、目指すところだ。』
これは、国連に採用され、主に麻薬等の国際規制に関わった藤野彰氏の言葉です。
アジアでは、貧困から麻薬栽培をしながらも、搾取され続けていた地域をコーヒー栽培などに置き換えるような現実的な対応をしてきたと著書には書かれていました。
薬物は、医療用には適切に用いられる事で貢献するものです。
しかし、目的外に使用されてしまうのも薬物です。
一番厄介なのは、「快感」を伴うことです。
これは、知識としてではなく、体験的に覚えるので、身に染みやすく、抜けにくいのです。
再犯率が高いのも、この薬物犯罪です。
生産から流通、販売まで、宣伝もしていないのに、浸透してしまうという厄介なギョーカイです。
確かに、生きるのが辛い人が増え続ける時代です。
この辛さから、ひと時でも逃れたいと考えたくなるのも同情の余地があります。
それでも、不適切な薬物使用はイケません。
そして、乱用は以ての外です。
これが、薬物と向き合ってきた藤野氏の心からのメッセージだと受けとめています。
何か、他の楽しみを見つけられれば良いのですがね。
自分にとって、毒にならないようなハマれるもの、女性なら手芸などの自分の懐で集中出来るものもよろしいのではないかと考えます。
何かの推し活は時間やコストがかかるので、ハマりすぎにはご用心でしょう。
日常生活が充実していると大丈夫だと考えています。ちょっとした心のスキマがクスリのリスクなのかも知れませんね。
代表理事 藤野 彰 FUJINO, Akira
略歴:
1980年に国連に採用され、ウィーンに通算25年余り、その間バンコクに5年ほど赴任。主に麻薬等の国際規制に関わる。国際麻薬統制委員会(INCB)事務局次長、国連麻薬・犯罪事務所(UNODC) 東アジア・太平洋地域センター代表、UNODC事務局長特別顧問などを歴任。帰国後、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会/日本学生協会(JNSA)基金理事長などを経て、現在、公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター(DAPC) 理事長;一般社団法人 国際麻薬情報フォーラム(IDIF)代表理事;內閣府認証特定非営利活動法人 アジアケシ転作支援機構(APOP)理事;認定NPO エバーラスティングネイチャー (ELNA) 副代表理事; イースタンネットワーク・オフィスフジノ代表。
国際基督教大学(ICU)大学院行政学研究科修士(国際法)、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA) 大学院政治学研究科修士(国際関係論)、ICU大学院
行政学研究科博士課程中退(国際法)。
https://drug-intelligence-forum.org/about/







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