不登校のSさんが親の口から聞きたかったこと
家族が不登校になったら、その理由が何であっても、パニックになりがちです。
多くの反応は、「とにかく、学校に行きなさい」というし、行かせようとあらゆる手を尽くします。
しかし、本人にとっては、学校が安心して居れる場所ではなくなったので、不登校するしかない状況になっているのですね。
誰にでも、少々のことは大丈夫でも、耐え難い何かはあるものです。それに触れるような、本人にとっては、命懸けの大事件ですから、危険があるところには近寄りたくないという気持ちになるようですね。
そのSさんが、親の口から聞きたかったのは、
『行かなくていいよ。(「ぼくたちが選べなかったことを選びなおすために(幡野広志 著)」p151より)』
でした。
不登校と行っても、ケースバイケースで対応は難しいですが、登校することよりも、本人の大丈夫が整う方が先決ですし、それよりも親や家族の大丈夫が、安心感を育てます。
状況を探り知ることは、解決に繋がるかも知れませんが、決して、パニックになったり、周囲を突いて回るようなコトは、逆効果になることが多いので、ご用心ですね。
「過保護過干渉な母」、「家庭に無関心な父」、「聞き分けがよくて手のかからない子」というような要素は要注意ですね。
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