人生の感じ方 中島敦
『人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い。 中島敦』
人生の時の流れは、物理的には同じテンポなのですが、実感は大きな差があります。
時間の経過が実感として、速くもゆっくりにも感じられるのは不思議ですね。
日常の現実に対応していると忙殺され、とても長いように感じます。また、介護などは、それほどの長期間でないにもかかわらず、長く感じたりします。その理由を考えると、「いつまでか分かっていないから」ということもあるのだろうと推察します。
介護施設の方は「それほど長い期間では無いですよ」と説明されるのですが、ふり返ってみると三ヶ月に満たなかったりするのですから、介護現場の経験値はスゴいなあと感じます。
また、人生における「充実した時間」は、密度も濃く、時間を短く感じられるのでしょうね。もっと、楽しんでいたいのに、その様な時間は、あっという間に感じられるのですね。
毎日、「何かに集中する時間がある」ということが、幸福感の実感に影響を与えそうですね。その中で、何かを為したとの実感が持てる人生であればステキですね。
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