縁のチカラを見直そう 松下幸之助

『人と人とのつながりには、実は人間のいわゆる個人的な意志や希望を越えた、一つの深い縁の力が働いているのである。男女の縁もまた同じ。そうとすれば、おたがいにこの世における人と人とのつながりを、もうすこし大事にしてみたい。もうすこしありがたく考えたい。不平や不満で心を暗くする前に、縁のあったことを謙虚に喜びあい、その喜びの心で、誠意と熱意をもって、おたがいのつながりをさらに強めてゆきたい。そこから、暗黒をも光明に変えるぐらいの、力強い働きが生まれてくるであろう。 松下幸之助『道をひらく』(PHP研究所)』

人生の中で、繋がりたい気持ちが芽生えるときがあります。

一方、歪みが出て来た関係を断ち切りたい時期も出てきます。

人間同士の距離感の調整は、一生続くと考えた方が良さそうですね。

確かに、良好な人間関係に、助けられる時があります。

それは、発展的な関係性において、感じる事が多いです。

冒頭のフレーズは、正にそのシチュエーションです。

松下幸之助さんならではの意欲的な働きかけに聞こえます。

コツコツと積み上げてきた人生に、さまざまな人との接点が広がり、そこから発展していく様子が、目に浮かぶようです。

人生には、巡り合わせがあり、良いときもあれば、良くないときもある事を理解しておく必要があります。

人間関係は、同じ関係が続くとは限らず、絶えず変化することを念頭に置きながら、微調整をしていくように、わたしは心がけています。

「縁のチカラ」を最大化するためには、必要不可欠な要素があると考えています。

それは、精神的な自立です。これは、言い換えると、一人でいても大丈夫なマインドです。

つまり、依存的ではない関係性が大切です。

意見の多様性や得意不得意を補完し合える手段を目指すならば、なおさらです。

その集団の中で、自分に貢献できることがあるかどうかを探っていくことも大切でしょう。

何かの役に立ちたくても、自己アピールに終始すれば、自分の中に「虚無感」さえ、生まれてしまう可能性があります。

自分の観察眼を磨くことや提案力も鍛えて行きたいですね。

ある時、誰かからの「キラーパス」が自分に飛んできて、良いゴールを決めることになる可能性もあります。

また、自分が、得点しようという意識を控えめにして、誰かに、「キラーパス」を出せるようにもなりたいですね。

人間の底ヂカラを実感して行くのも、人生の醍醐味の一つです。

でも、いつもいつも、上手く行くとは限りませんね。

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