人を傷つけない教育を ルソー

『教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。…国家あるいは社会のためを目標とし、国民とか公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。 ルソー『エミール』(岩波書店)』

教育とは何か?

最近は、企業戦士たちが卒業し、リタイヤ組が増えつつあります。

その人たちにも、「きょういく」と「きょうよう」が必要と言われるようになりました。

これは、冒頭のフレーズの教育とは違うのだそうです。

「きょういく」とは、「今日行くところがあるか?」で、「きょうよう」とは、「今日する用事は何か?」と言うことだそうです。

何もせずに、ゴロゴロと家にいるというのは、自分のためにも、家族のためにも精神衛生上良くないという指摘なのでしょう。

せかせかするのでもなく、ゆったりと取り組む事を見つけて、充実したセカンドライフであれば幸せですね。

日本でも、明治以降の教育は、識字率を飛躍的に上げるという貢献をしたと言ってもよいと考えています。

しかし、その内容は検証する必要があるのではないでしょうか?

このフレーズの前半は、個人の性質を伸ばすために、どのように教育として関わるのか?という視点です。

後半の懸念は、自分も感じる所があります。

「国家あるいは社会のためを目標とし、国民とか公民になす教育」という要素ですね。

公共性を向上させようとすれば、社会秩序という名の下、従順な人を増やしたいという統治を優先するニュアンスが強く感じられるようになります。

一般常識や社会性の許容度は、ある程度必要だと感じています。

でも、それは、「教育(学校)」と言うよりも、「家庭や地域社会」で、体得していくものではないかと思うのです。

それを国が推進するのは、「右向け右」という強制力に受け取る人も多いのではないでしょうか?

日本では、かなり外国の方が住んでいて、最近、更に、技能実習生などで、来日する人が増えています。

これから、どのように治安や地域コミュニティの課題に取り組んで行くのか問われますね。

ちょうど良い、塩梅を期待します。

『エミール、または教育について』(フランス語: Émile, ou De l’éducation)は、教育の性質と、それを「最高かつ最も重要」であると考えたジャン=ジャック・ルソーによって書かれた人間の性質に関する論文である[1]。

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