くすぶり続けるジェラシー 箴言27:4
『27:4 憤りは残忍で、怒りはあふれ出る。しかし、ねたみの前には、だれが立ちはだかることができるだろうか。 箴言27:4新改訳2017』
人間の弱点は、「不安」を煽られる事です。
冒頭の箴言は「憤り」「怒り」「ねたみ」を取り上げています。
でも、これは、二次的に出てくるものです。
人間の根っこの部分には、防衛本能があり、一番強い危機察知能力により、自分を守っているのです。
「不安」や「快楽」は、人間に対して強力な刺激です。
自分のいのちを守りたい。
あるいは、自分の地位や財産を守りたい。
こんな気持ちが良いことがあれば、他に何も要らない。
ほぼ、無意識で、「反射」や「反応」を決めてしまう事もあります。
冷静に判断するためには、意識下に課題を出して、各方向から光を当てながら、吟味をすれば良いはずです。
しかし、そんな面倒くさいことは要らないとばかりに、態度や言葉に出すのが人間です。
これを考えれば、世の中の紛争は、いとも簡単に作り出されていることが窺えると思います。
権力者が機嫌を損ねれば、「憤り」が出てきて、残忍な事が起きるというのは、歴史のあちらコチラで見ることができます。
それよりも、頻度が高いのが「ねたみ」です。
これほど、人間の身近で、渦巻いているものはないのではないでしょうか?
日本語では、「ねたみ」「嫉妬」などと言われます。
英語では、「ジェラシー(Jealousy)」というのですが、これは、日本でも日常的によく使われています。
これは、冒頭の箴言では「ねたみの前には、だれが立ちはだかることができるだろうか」と書くほどの大きな要素なのです。
この要素が、人間の不安に与える刺激の大きさを物語っています。
「存立危機」という言葉がよく使われるようになりました。この刺激は、まさに、自分の存在が脅かされているという感覚になるのでしょうね。
「ねたみ」に取り憑かれることからも、巻き込まれる事からも、できるだけ距離を取りたいですね。
自分にとっての心地好い刺激とは何かを探りたいと思いました。
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