犬に論語 日本のことわざ

『◇犬に論語 (日本のことわざ)

犬にありがい論語を聞かせてやっても理解できないように、無知な人にりっぱな教えを説いても分かってもらえないこと。我の強い人に、いくら忠告しても聞く耳を持たないこと。言うだけ無駄。同じような意味で「馬の耳に念仏」「兎に経文」「牛に経文」等が使われる。「豚に真珠」も同じ扱いに見られるがこちらは物に関して使い、説教等には使われない。 また、中国にも類するものとして「馬耳東風(ばじとうふう)」があるが、犬に論語はここから派生したものではなく、日本で生まれたもののようだ。』

これらの例えは、「無駄だ」とか、「モッタイナイ」と言うニュアンスを感じていました。

「豚に真珠」は、「物」に関して使われるのですね。

「犬に論語」は、説教が響かないというニュアンスです。

「馬の耳に念仏」「兎に経文」「牛に経文」「馬耳東風」等が、同義で使われているのですね。

このような言い回しを、時には、じっくり観察する事も必要だと感じました。

これだけ、中国の影響を受けているニュアンスなのに、この「犬に論語」は、日本のことわざと認識されていることが驚きでした。

日常生活の中で、聞いているようなそぶりをしながら、理解できていないことが多いと感じます。

情報というのは、発信者の背景があり、それは、文化的なもの、専門的なもの、その人が調べてまとめたもの、誰かから委託されたものなどが含まれます。

これらは、音として伝わって来ますが、それを理解するには、同様の背景が必要になります。

でも、現実的には、あらゆるものが違いすぎて、共通項などほんの一握りなのでしょうね。

ですから、レポートを発表しても、ある程度の背景や周辺情報を盛り込めていないと、伝わらない可能性が高くなってしまうと思います。

これらの配慮をどのように行うのかには、かなりの工夫が必要でしょう。

共通の認識を周知することも大切です。

情報共有は、発信は比較的容易でも、周知は、ナカナカのハードルがあるように感じています。

リモートも含めて対面ならば、質問や明確化などができます。

さらには、それらによる予備情報も得られる可能性があります。

この世の中、丸いものが丸く伝わると言うのは、発信者の思い込みか幻想なのかも知れませんね。

本当に、「ニホンゴムズカシイ」ですよね。

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