困難に直面したときに鼻歌を

『彼らは更に言った。「行って良い肉を食べ、甘い飲み物を飲みなさい。その備えのない者には、それを分け与えてやりなさい。今日は、我らの主にささげられた聖なる日だ。悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。」(ネヘミヤ8:10 新共同訳)』

困難が目前に来たというときに、鼻歌なんて出てくるわけがないというのが多くの人の意見でしょうね。

筆者も、そこまでのゆとりがないですね。

しかし、鼻歌で活路を切り開くという話を聴いたことがあります。

ドクターが手術の途中で、想定外の対応が必要になった場合に、止血などの適切な処置を講じながら、鼻歌を歌う先輩がいた、と言うのです。

ただでさえ、緊張する局面で、必要以上に入った力みをとるためなのだそうです。

何か、笑える状況でもないのに、作り笑いをするという対処と似ていると感じるのですが、力みをとるには有効な方法の一つですね。

バイブルの中には、エルサレム再興にむかうイスラエルの人に対して、当時の指導者であったエズラが訓示を与えている場面があります。

悲しみたい状況の中、悲しむよりも、ごちそうを食べて、創造主である神(主)を喜び祝うことこそ、力の源泉であると伝えたのです。

これが、信仰者としての大切な要素でもあるのですね。

また、お母さんが鼻歌を歌いながら家事をしている家庭は円満だとも聞きます。

鼻歌歌っていますか?