カネはチカラ ドストエフスキー

『もちろん金は絶対的な力である。と同時に、平等の極致でもある。金の持つ偉大な力は、まさにそこにあるのだ。金はすべての不平等を平等にする。 ドストエフスキー『未成年』(角川書店)』

世界中の富が偏っていると言われています。

どのような分配が良いのかは、人間が生きている限り結論が出ないでしょうね。

しかし、生活していくためには、おカネは必要不可欠です。

どれくらい必要か? は、感覚的な開きが大きいでしょうね。

どのような住居に住み、どのような生活をするのかによって、大きな違いが出てくるのです。

おカネが持つ意味合いは、立場によって異なる見解があります。

企業の場合、人、モノ、カネという要素が語られますが、その中でも資金力がカギとも言われています。

競争に勝つために、どこまで粘れるのか? 

それを決めるのも、どこまで耐えられるのか? つまり、資金量が多いと資金が枯渇しない範囲が増えるという強さがあるのですね。

価格競争でも、小資本では、長期の闘いは勝てない事が多いので、大資本に飲み込まれてきたという歴史もあります。

投資や事業に成功した新興財閥は、その資金力を背景に、強大な勢力になる事もあります。

それは、その時の権力者からしたら、恐怖を感じるようです。

既得権を守るために、新興勢力の封じ込めをしたりという話しも聞きました。

おカネの源を握るという事は、絶大な力のようです。

今の時代は、おカネをどのように分配していこうか? という発想も生まれてきています。

これは、さまざまな議論があります。

例えば、月7万円とか、月20万円などと、情報が飛び交っています。

何もしなくても、支給されるのなら、労働意欲をなくすなどと、懸念する声もあります。

一方、どの様な時代にも、ものは必要なのだから、そのニーズを満たすために、仕事をして、稼ぐ人は絶対出てくるという意見もあります。

ただ、どれくらいが適正なのか? どのおカネをどのように分配するのか? などの議論が続いて行く事でしょう。

これが実現できるとしたら、平等に近い形が実現できる可能性があります。

でも、どのような社会になるのか、想像もできませんね。

おカネの使い方は、いつの時代でも難しいようです。
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