その時に備えるマインド01 「わたしの人生なかなかよかったね 藤島ちさと著」

「いつか来る別れを考えることは、いまを力強く生きるきっかけになるのです。」というのは、看護師として約100人の看取り経験がある著者の言葉です。

肉体的生命のゴールを意識することは、心理的抵抗が伴います。

それは、突然の事もありますし、長寿の大往生というケースもあります。

でも、いつなのかは、人間には分かりません。

「その時を待つのではなくて、その時がいつであっても良いように生きること」へのススメだと受け止めています。

著者の振り返りによると、生い立ちや生活環境による葛藤、看護師を目指すプロセスでの心境の変遷などが綴られています。

影響を受けた著作の一つは、トルストイ「人はなんで生きるか」だそうです。

中学2年生の心の問いが、トルストイと巡り合わせたのかも知れませんね。

看護学生時代には、ヴィクトール・フランクル「夜と霧」アルフォンス・デーケン「死の準備教育」を通じて、ターミナルケアの学びを深めたとのことです。

訪問看護の経験を積む中で、「死は特別なことではなく、自然なことなのだ。」というフレーズが腑に落ちるようなステップを通過したと言います。

数例の訪問看護を通じて印象の残ったドキュメンタリーを紹介しています。

看取りに立ち会う役割としてのマインドの変化が記されています。

それは、「死ぬ」ことから「生ききる」という、同じように見える「その時」へどのような心構えで向かうのかを見て取ることができます。

これを読むと、人生を「生ききる」ことの大切さが、心にしみてきます。

マインドを整理するためにも役に立つ一冊でしょうね。

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Posted by dblacks