人生の綻びの根源をたどる 箴言24:30-31

『24:30 私は怠け者の畑のそばを、良識のない者のぶどう畑のそばを通った。
24:31 見よ。茨が一面に生え、いらくさが地面をおおい、その石垣は壊れていた。 箴言24:30-31新改訳2017』

人間は、裸で生まれて来て、裸で何も持たずに肉体的生命を閉じます。

人生は、不思議なモノで、保護者の経済状態や当人の開拓能力によって、実にさまざまなパターンが展開されます。

この箴言は、「自分が管理する範囲をどのような状態にするのか?」が問われています。

この背景には、ソロモン王が創造主である神【主】から与えられた知恵による洞察力を感じます。

「怠け者」や「良識のない者」とは、その畑の状態から、その管理を怠っているなどと判断しているのですね。

「管理者が、どのような管理をしても、自由だろ」などと、聞こえてきそうな時代です。

でも、もっと、丁寧に管理ができるのに、そうすれば、もっと、良くなるのにという嘆きも込められているように感じます。

農地を管理するには、忍耐力が求められます。

茨(いばら)は、蔓延ればトゲもあり厄介です。

イラクサは、トゲもあり、群生をすると厄介なもののようです。

さらに、石垣は、少しずつ綻んでいきますから、メンテナンスが重要です。

農地の管理は、さじ加減も求められ、どれくらいの労力で、どれくらいのコストをかけて、行うかの線引きの判断が必要です。

その前に、管理者の心理状態を洞察してみる必要もありそうです。

農地でなくても、自分の身の回りを把握し切れていないケースは数多くあります。

それは、心理状態と、管理能力、設備などのバランスが必要です。

一番の根元は、心の綻びのチェックです。

モノゴトの優先順位が定まっていなかったり、全部を完璧にこなしたい欲求が強すぎたりすると、どうすれば良いかわからなくなってフリーズしてしまいがちです。

また、その状態から、打開策の糸口が掴めないと放置状態になり、これが、綻びの入口なのです。

完璧にはムリですので、自分の能力や環境に応じた最善策を会得していく必要がありますね。

人生は、トライアンドエラーです。

少しずつ、できることを拡大して行きたいですよね。

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