人生の本質について 遠藤周作

『どうせ人生の本質はつらく人間は孤独なぐらい百も承知している。だからそれだけ余計に明るく楽しく振舞おうという決心を私はこの十年間に持ち続け更にその気持ちを強くしている。 遠藤周作』

「人生の本質はつらく人間は孤独」という表現は、現実過ぎて、重たく感じます。

これを中途半端に誤魔化そうと試みたこともあります。

でも、現実は現実です。

それを認めて、受け入れる必要があるのですね。

「百も承知」というのは、味わい尽くしているかのようなニュアンスさえ感じます。

それは、持病に対してなのでしょうか? 人生には、いろいろあるものですね。

ただ、「余計に明るく楽しく振舞おうという決心」というくだりは、人間にはマインドを転換できるという可能性を示してくれるように感じています。

順序とすると、「人生の本質はつらく人間は孤独」に気づくこと、それを受けとめる事、そして、マインド転換するためのアプローチになりますね。

人生の中では、辛いことや孤独な事は、一部分に過ぎません。

ここだけに焦点を合わせていると、自分のエネルギーが、その一点から吸い取られてしまうような錯覚に陥る懸念も出て来ます。

ここは、遠藤周作さんに習って、他の明るく楽しいというマインドに、多くの意識を向けることも大切でしょう。

世の中が、どの方向に向かっているのか? よくわからない時代には、特に、明るく楽しいマインドで、乗り切りたいですよね。

遠藤 周作(えんどう しゅうさく、1923年〈大正12年〉3月27日 – 1996年〈平成8年〉9月29日)は、日本の小説家。日本ペンクラブ会長。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。
11歳の時カトリック教会で受洗。評論から小説に転じ、「第三の新人」に数えられた。その後『海と毒薬』でキリスト教作家としての地位を確立。日本の精神風土とキリスト教の相克をテーマに、神の観念や罪の意識、人種問題を扱って高い評価を受けた。ユーモア小説や「狐狸庵」シリーズなどの軽妙なエッセイでも人気があった。(中略)
無類の悪戯好きとしても知られ、全員素人による劇団「樹座」や素人囲碁集団「宇宙棋院」など作家活動以外のユニークな活動を行う一方で、数々の大病の体験を基にした「心あたたかな病院を願う」キャンペーンや日本キリスト教芸術センターを立ち上げるなどの社会的な活動も数多く行った。友人に対するいたずら電話がその例として挙げられる。
『沈黙』をはじめとする多くの作品は、欧米で翻訳され高い評価を受けた。グレアム・グリーンの熱烈な支持が知られ、ノーベル文学賞候補と目されたが、『沈黙』のテーマ・結論が選考委員の一部に嫌われ、『スキャンダル』がポルノ扱いされたことがダメ押しとなり、受賞を逃したと言われる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%97%A4%E5%91%A8%E4%BD%9C

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