食い道楽への警告 箴言23:1-3

『1 あなたが支配者と食事の席に着くときは、前にある物によく注意するがよい。
2 あなたが食欲の盛んな人であるなら、自分の喉に短刀を当てよ。
3 そのごちそうを欲しがってはならない。それは偽りの食物である。 箴言23:1-3新改訳2017』

飽食の時代と言われて久しい世の中です。

世界中のセレブを魅了する料理人がいて、希少価値がある食材などがあります。

それらを口にすることなく、一生を終えていく人が、圧倒的多数かも知れませんね。

21世紀は、あらゆる所に、物価の高騰が起きたり、汚染や感染症などの影響で、食材がますます貴重になっていくことが懸念されています。

私はと言えば、たいしてグルメでもないし、あまり、食に頓着しないタイプです。でも、目の前に美味しそうなご馳走がならぶと、パブロフの犬みたいに、ヨダレが出てくる卑しさも持っています。

最近は、「一生に一度」という体験ベースの娯楽を見つけました。その中には、食事も含まれています。それが、最優先というわけではありませんが、できれば体験ごと、その食事もご馳走になるということです。

そもそも、健康維持のためには、日本人は特に、シンプルな食事が良いようです。

つまり、主食は白米か分つき米、味噌汁、納豆などです。そのために、必要なのは「お米」、「大豆」、「天然塩」です。タンパク質などもバランスを考えておく必要もありますが、大切なのは、ドカ食いをしないと言うことです。大食は必ずと言っていいほど、身体に負担をかけます。

自然栽培のものが望ましいのですが、なかなか安心して食べられるものがないと感じます。品質とお財布との相談ですね。

人間には、免疫力や解毒作用というモノがあるので、ある程度までは、排出できるのですが、自分の容量を越えると健康に影響が出てくるのです。これも、食品添加物が多い今の時代の悩みです。

さて、「支配者と食事の席に着く」という状況は、一生のうちに何回あるでしょうか?

その様な機会が一生に一度はあるかも知れませんので、その時に、これを思い出したいですね。

そのような状況で、提供される豪華な料理には、すぐにでもかぶり付きたくなるような衝動が起きると思いますが、冷静に考えれば、そのオマケについても考えておく必要があると言うことですね。

「同じ釜の飯を食う」という言い回しがありますが、食卓を共にするという意味合いをよく考え、その交流を慎重に判断していくことが大切なのですね。

「毒を食らわば皿まで。」とも言われます。トコトン身を賭して付き合うという選択肢が無いわけではありません。

自己判断が基本です。

美味しい餌には、ワナがあるかも知れません。世の中、食うか食われるか? 野生ですね。

ご用心です。

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Posted by dblacks