幸福への道 デール・カーネギー
『幸福への道はただ一つしかない。それは、我々の意志の力ではどうにもならない事柄について悩むことをやめるにある 。 デール・カーネギー『道は開ける』(創元社)』
「人間は考える葦である」などという言葉が残されています。
また、考えるが故に、行動が遅くなると言う要素もあります。
人間には、感情というものもあり、それが、よい方向にも、良くない方向へも誘導するという一面があります。
それは、「悩み」へのループです。
このパターンは、メリーゴーランドのように堂々巡りになりかねません。
それが、華やかで楽しければよいのです。
でも、ほとんどの場合、にがく苦しいものではないでしょうか?
このフレーズは、合理的です。
「我々の意志の力ではどうにもならない事柄について悩むことをやめる」とあります。
悩んだところで、どうにもならない事は、悩む対象から外すという事ですね。
これには、自分の万能感が及ばないことを自分で受け入れる必要があります。
でも、自分の可能性を否定することではありません。
自分の守備範囲を確認するという事なのです。
人間の能力には限りが有ります。
そして、エネルギーの配分も大切です。
自分が及ばない範囲に意識を向けても、自分自身が疲弊していく可能性が高まるだけです。
そうすると、有るはずの幸福感も実感できなくなるのです。
それだけは、モッタイナイので避けたいですよね。
であるならば、自分が向き合う先を整理整頓して、悩みを最小限にしておく方が得策ではないでしょうか?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません