当事者? 傍観者?

常に、主観的か客観的かの論議があります。

もう一つ大切な要素として、その時の私は当事者なのか? それとも、傍観者なのか?というものもあります。

この両方の軸を活用して、その時の観察視点と自分のアクションを決めていく必要があると考えています。

また、自分自身が当事者であっても、客観的な視点は重要です。

もし、当事者であるなら、主体的に、どのようなアクションを選択するのかを態度決定する必要がありますね。

多くのトラブルは、傍観者であるにも関わらずに、当事者を越えて、意志決定をしているケースです。

これは、親子の場合、かなりの割合で起きている事案でしょうね。

あくまでも、意志決定、態度決定をするのは、当事者であることにフォーカスする必要があります。

もちろん、参考意見やアドバイスを否定する訳ではありません。

そのアプローチ姿勢にこそ課題がありますね。それは、「どうするかはあなた次第です。」というスタンスでいることです。

そして、相手がどのような選択をしても、相手の気持ちを考えて、適切な距離で寄り添うことを心がけることが大切だと考えています。

人間は、失敗をしたくない、または、経験上、失敗をしてきた人は、人にも失敗をして欲しくないと考えてしまいがちです。

でも、人間の成長のためには、失敗をすることも大切な要素のようです。

いのちをかけるというなら、その覚悟で寄り添うことも、時には必要なのでしょうね。

骨を折る程度の失敗を何が何でも阻止するというのは、考えをあらためる方が、将来の可能性が大きくなるのかも知れませんね。

また、安易に逃げ道をふさぐようなアプローチも気をつける必要がありそうです。

チャレンジの結果、身一つで返ってきたとしても、居場所を作っておいてあげる余地があるくらいが、再起しやすい時代なのでしょうね。

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Posted by dblacks