執念の最上位とは? バーナード・ショー
『食欲以上に真実である執念はない。 バーナード・ショー「人と超人」(岩波書店)』
人間が生きていくためには、空気、水、そして、栄養です。
人間が、自分で感じる空腹感は、生命の危機を察して、食欲を爆発させるのです。
これは、自発的でないと、誤嚥性の支障をきたすことになりかねません。
人間の飢餓感は、防衛本能によるものだと考えています。
これは、自分の命を守るために、大切な欲です。
冒頭のフレーズは、これ以上の「真実である執念」はないと表現しています。
何に執着して生きるか、個人差がある話ですが、栄養が満たされているならば、あまり、飢餓感は抱かないものです。
自分がハマりたい欲求の方に、意識が向くものです。
ピザやボテチ、そして、コーラなどは、ハマる対象になると考えています。
それも、動画視聴サイトが充実している現代社会ならではの深刻な問題です。
動画視聴もながらなら、ピザやボテチ、コーラやビールなども、ながらで、歯止めさえ吹っ飛んでしまうようです。
服がキツくなったなあと思っていると、ある時、気が付くと鏡の自分が、どこの誰か分からないように変化しているということもあるでしょうね。
これは、惰性で食べている結果ということになります。
このようなパターンには、自分の存在不安から、過食症になるという事もあります。
まるで、自分自身の虚しさを埋めるかのように、食べ続けるのだそうです。
この食欲というものは、コントロールが難しいもののようです。
それほどに、人間は、執念を燃やして生きているのでしょうか?
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