平凡に 中庸に振る舞うこと

日本で便利屋元祖の右近勝吉さんは、ご自身のこれまでのことを振り返って、「平凡なわたしが月300万円を稼ぐ7つの理由(東洋経済新報社)」という本を書いています。

また、「ふうけもん」という映画は主人公の右近さんを中村雅俊さんが演じています。

非常にドラマチックな人生が描き出されていて、とても平凡とは思えませんでした。

本を読んで、感じるコトは、便利屋をしてきた経験で、「お客さんのニーズをどのようにして満たすか」が一番大切であって、ベストな既製品のようなサービスは求められていないことに気づかれたのかな?という印象を感じました。

「話を聞いて欲しい」という注文には、聞くことがニーズであって、それ以上のモノは必要ないと言うことのようです。

自分の意思とか理想よりも、お客様のニーズを満たすという姿勢が、「平凡なわたし」というコトなのでしょうか。

中庸(ニュートラル)に振る舞うことの大切さを聞きますが、人との関わりにおいて、体得していくことが大切なのでしょうね。

自分に、ニュートラルな立ち位置を求められている場面で、実際にどのような立ち位置であったのか? 時には、振り返ってみようと思います。

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Posted by dblacks