自分は受け身?すべて支配されてきた?
人生の中での経験は、当人にとってポジティブに感じていることと、ネガティブに感じていることがありますね。
ところが、実際はネガティブに感じていることでも、ポジティブ要素が含まれているケースが多くあります。
その出来事は、当時の自分には受け入れがたく辛いことだったけれども、そのことを通ったことで、今の私があるとか、悪意を感じ取っていたのだが、本当は、そうではなかった。
などという、受け入れる側のフィルターによって、温度差を感じられるわけですね。
「そんな出来事があったな
でも、こういう所は受け容れがたかったな
今にして思えば、そうか、そういう意味にもとれるな
それをネガティブに捉えることで、エネルギーを得ていたことは事実だし、今、冷静に柔軟に、客観視できる自分になった。」
「自分は、受け身のみで、自分の自由意志を発揮できる場面がなかった」
という気持ちの人でも、思い出して考えて見れば、
「あのとき自分の意思を発揮している局面があったのだ。」
というコトになる訳ですね。
「何を手に入れたのか?」という問いは、自分史の中での宝探しですね。
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