がまんしなくてもよいこと
涙腺が緩くなるお年頃というお話をよく聞きます。
40代から緩みだし、50代で拡大してくるらしいです。
赤ちゃんの時には、泣き叫んでいた人も、成長に従って、大人しくなっていきます。
その間に、「がまん」することを学んでいきます。
この「がまん」は、人によって大きな誤差がある要素ですね。
「がまん」が過ぎると、病気になってしまったり、大切な感情を出せなくなったりします。
ある人は、気持ちを押し込めて、平静を装い、自分は大丈夫なのだと、自分に思い込ませたりします。
あるきっかけで、心の琴線にふれることばや体験で、堰を切ったように、感情があふれ出すことがあります。
それと同時に、こらえてきた涙腺が一気に崩壊し、涙の大洪水になります。
肉体的生命には、喜怒哀楽がもれなくついています。
「汝ら怒るとも罪を犯すな…(エペソ4:26)」
とは、ありますが、感情を適度に表現していくことは、健康を保つためにも大切なコトなのですね。
心の汗とも言われる涙の洪水も、周囲の人たちの心を溶かす不凍液の役割を果たすかも知れませんね。
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