愚者は「賢」、賢者は「愚」 シェイクスピア
『愚者は己を賢いと思うが、賢者は己が愚かなことを知っている。 シェイクスピア』
人の評価は非常に気になりますよね。ミシュラングルメガイドが注目されるのは、他者評価のかたまりだからかも知れないと考えています。そもそも、ミシュランはタイヤメーカーですから、車に乗ってでも、食べに行きたい場所を示すのにグルメガイドを作ったそうですね。
「風が吹けば桶屋が儲かる」の図式ですね。つまり、車で名店に外食に行くと移動をするので、タイヤを消耗するから、その結果、タイヤを交換する頻度が多くなるということですね。非常に、賢い人の発想なのかも知れませんね。
人間の願望には、「賢くありたい」というものがありますよね。そして、「賢いね」と評価されたいという欲望も隠し持っているのではないでしょうか。それが目的化してしまうと、本末転倒になり、「私は賢い」とアピールしてしまうのかも知れません。
でも、冷静な人は、自分を客観視して、自分の愚かな部分に光を当てて、自分を戒めているのでしょうね。「賢者は愚者からも学ぶ…」というフレーズもありますから、賢者の思考回路は、どこかに違うところがあるのですね。
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