美の頂上 西田幾太郎
『花が花の本性を現じたる時、最も美なるが如く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するのである。 西田幾太郎』
「花の本性」は、表面上は花が美しく咲いていて、人の目にとまり癒やしを与えたり、鳥や虫には、蜜を提供したり、それによって受粉を助けてもらったり様々な面が考えられます。
また、花を咲かせるために、一日一日、養分を吸い上げ、葉に日の光を浴びて光合成をして、必要な営みをたゆまずに続けているのですね。
庭の花は、家人がどれくらいの思い入れで、適切なケアができているかによって、咲き具合に差が出ます。
ケアをしていても、過度の肥料は、かえってダメージになります。
それよりも、日当たりとか、水やりとかが上手くいけば、最高の花を咲かせ、美の頂上を味わえることになるのですね。
一方、「人間の本性」とは?
人間が、人間らしい生き方ができる、その事自体でしょうか。
とにかく、マインドも含めた奥深いライフスタイルについてのテーマのように感じます。
花が咲くのを楽しみにするように、自分という人間のケア(可能な本性の改善)に向き合いたいですね。
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