ヨハネの黙示録スタディメモまとめ ヨハネの黙示録22:10

2023-12-11

『10 また私に言った。「この書の預言のことばを封じてはなりません。時が近いからです。ヨハネの黙示録22:10新改訳2017』

ウクライナに続いて、イスラエル南部のガザでも、軍事的な衝突が起きています。これを記しているのは、2023年11月の初旬です。これが、公開される時にどの様な状況になっているのか想像がつきません。人間の浅知恵と欲がもたらした紛争が、時代の針を進めることになるのかに注目する必要があります。

イスラエルは、不思議な国です。創造主である神【主】が、カルデアのウルにいたアブラムを召命したことから、このアブラム(後のアブラハム)を起点として、イサク、ヤコブ…ダビデを経由する血筋が正統なイスラエルです。

しかし、今日のイスラエルは、様変わりし、それさえ、確かめようがありません。

それは、イスラエルの歴史を見てみる必要があります。イスラエルは、創造主である神【主】との関係が良好なときには繁栄し、その関係が悪くなると、他国や他勢力の捕囚にあったり、その果ては、離散するという道をたどりました。

その背景は、ヨハネの黙示録12章に記されています。かつて、宝石の園エデンで、天使長をしていたサタンが、イスラエルを亡き者にしようと執拗に狙っているのです。

「反ユダヤ主義」の背後には、必ず、サタンがいます。それは、わかりやすく配置されているものではなく、複雑に絡み合い、どの陣営にも潜り込んで浸透していると言う要素があります。まさに、カオス状態です。敵の敵は味方というシンプルなものではないと言うことを人間の歴史が見せつけているように感じます。

それは、かつてエバとアダムを誘惑したように、人の知恵によって、あるいは、金融によって、身を立てるというものであったり、力(軍事力)で身を守るという考え方であったりします。

イスラエルという国名ですが、民族としてはユダヤ人です。離散したユダヤ人は、世界の各地で、大活躍をしています。その地上の力を頼みとして、今のイスラエルは再建国されたという一面もあります。シオニズムという言葉も、あちらこちらで、散見されます。

これは、ユダヤ人の信仰の中心地がエルサレムの神殿にあるという位置を表す表現と考えられますが、それを実現するためには、さまざまな方法論があるようです。

誰のために、何のために、という論議ですね。

これから、「第三神殿」というものが、クローズアップされてくることでしょう。シンボルとしては、物理的に見える対象が必要不可欠だからです。エルサレムにある黄金のモスクのそばにできるでしょう。

創造主である神【主】は、サタンや人間の蠢きを「許容」したり、「許可」したり、「介入」したりする段階を持っているようです。

それは、ヨブに対して、サタンが申し出たアプローチ(ヨブ記2章)からも感じ取れるものです。ここからは、サタンの行動範囲の制限を感じます。人間的には、【主】の主権を認めて、その判断を待つしかないというもどかしさがあります。理不尽な光景を目にすると、「なんで?」と感じるコトもあります。信仰が揺さぶられる時ですね。

サタンの究極の目標は、本当のユダヤ人を抹殺する事です。その理由は、【主】は、イスラエルを通じて、全人類へのアプローチをしようとしているからです。ユダヤ人がいなくなれば、真のイスラエルもなくなるので、【主】の計画が頓挫することになると言う理屈です。サタンの思惑はシンプルです。それは、自分に定められた「永遠の火の池」という運命をキャンセルしたいからです。でも、それが不可能だという流れがヨハネの黙示録に記されているのです。それがムリなら道連れを一人でも多くという恐ろしい狡猾さですね。

以下のリンク集を参考に、自分なりの探求を進めてください。信仰を発見し永遠の幸福マインドを得る方、信仰者ならさらなる恵みを発見されることを願っております。

リンク集


20230915版 今から、終末時代に起きることパンフレット公開

今から終末時代に起きること補筆版

大患難時代の聖書的基礎知識① 預言と獣の刻印(666)の回避方法

大患難時代の聖書的基礎知識② 大患難時代の前半 七つの封印の巻物 七つのラッパ

https://graceofgod.tokyo/?p=5611

大患難時代の聖書的基礎知識③ 大患難時代の後半 第七のラッパ 七つの鉢の裁き ハルマゲドンの戦い

https://graceofgod.tokyo/?p=5632

大患難時代の聖書的基礎知識④ 大患難時代と私の関係性

https://graceofgod.tokyo/?p=5652

ハルマゲドンの戦いについてのリンク

ハルマゲドンの戦い① イズレエルの谷に反キリスト同盟軍集結 ヨハネの黙示録16:12-16
https://graceofgod.tokyo/2023/09/post-5386/

ハルマゲドンの戦い② 政治的・経済的バビロンが滅亡 イザヤ13:1-5
https://graceofgod.tokyo/2023/09/post-5407

ハルマゲドンの戦い③ エルサレムが陥落する ゼカリヤ12:2-3、14:1-2
https://graceofgod.tokyo/2023/09/post-5428

ハルマゲドンの戦い④ ボツラに押しかける反キリスト勢 ヨハネの黙示録12:6-17
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5452

ハルマゲドンの戦い⑤ イスラエルの国家的新生 エレミヤ3:12-18、ホセア5:15
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5473

ハルマゲドンの戦い⑥ メシアの再臨 イザヤ34:1-7
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5494

ハルマゲドンの戦い⑦ ヨシャパテの谷へ追い込まれる反キリスト勢 ヨエル3:12-13
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5515

ハルマゲドンの戦い⑧ 勝利の後にオリーブ山に立つメシア ゼカリヤ14:3-5
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5536

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Posted by dblacks