ラベルやキャッチフレーズに踊らされないために
商品の売れ行きは、ラベルやキャッチフレーズで変わります。
そのためなのか、かなり、オーバーな表現が気になるモノもあります。
それと、地上波のテレビにオンエアされると、集客効果が高いと、未だに聞きます。でも、提供する内容がリピートに繋がらないと、波がひくように行列がなくなります。
顧客にとっての魅力は、何なのでしょうか?
7席で運営していたビストロが、30席にしたところ、閑古鳥が鳴くようになったそうです。なぜでしょうね。
7席で、行列ができていた頃は、人気が高かったので、拡張を決断したのだそうですが、蓋を開けてみれば、まさかの事態で、オーナーは唖然としたそうです。
想像するに、行列で待たされるところも、料理の味に含まれていたのでしょう。
基本的に、提供される料理が美味しくないと成立しません。
あとは、雰囲気で、映えるかどうかもあるでしょうね。
映えるに関しては、横に広がることを期待できても、リピートは期待薄だと思います。
さて、ユーザーとしては、どのように考えるかを試されているように感じています。
鯛焼きを包んであるパッケージに、「鮮魚」というラベルが貼ってあれば、明らかに違うと判断し、そのギャップが笑いに誘うでしょうね。
しかし、旨味が乏しい食材であるならば、過大に表現するのは、倫理的にも、法律的にも、グレーゾーンではないでしょうか?
お店としては、買取で仕入れているので、何とか現金化しなければならないという事情は分かります。
ココが、お店とユーザーの駆け引きのしどころです。
どれだけ、魅力的な誘い文句が記されていても、その中身を吟味する経験を培いたいですね。
冒険的なチャレンジもアトラクションとしては楽しめますが、ほどほどにした方が良いかも知れません。
平和な世の中でも、病も死もあるのが、人間社会です。
あらゆる化学物質の使用状況が変われば、もっと、健康な人が増える可能性はあります。
でも、不老不死の秘薬はありません。
できるだけ騙されたくはありませんが、もし、騙されたら、笑い話にできるようなマインドも大切な時代でしょうか?
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