ヨハネの黙示録18章に関するトピックス
◆大バビロンとラオデキヤ教会の対比
『18:7 彼女が自分を誇り、ぜいたくにふけった分だけ、苦しみと悲しみを彼女に与えなさい。彼女は心の中で『私は女王として座し、やもめではない。だから悲しみにあうことはない』と言っているからです。(ヨハネの黙示録18:7新改訳2017)』
『3:17 あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、足りないものは何もないと言っているが、実はみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸であることが分かっていない。(ヨハネの黙示録3:17新改訳2017)』
大バビロンもラオデキヤ教会も、偽りの土台の上に自分を建てています。また、ラオデキヤ教会は、キリストを外に閉め出していました。
自己欺瞞は、崩壊に先立つ心の状態です。自己欺瞞の罪を認め、本当の自分の姿を見つめるところから回復がはじまります。人が救われる時も同じなのです。
◆大バビロンと愚かな金持ちの対比
大バビロンの崩壊は、突如、起こります。
それは、第六の鉢の裁きでユーフラテス川が涸れると、反キリストは、イスラエルを滅ぼすために軍勢をハルマゲドンに集結させます。その時期に起きることです。反キリストは、神ではないので遍在(同時に複数箇所に存在すること)ができません。反キリストがハルマゲドンに行き、大バビロンを留守にしている間に、【主】は大バビロンを滅ぼされるのです。大患難時代に世界を牛耳る大バビロンは、一日で崩壊させられるのです。
ルカによる福音書に記された金持ちのように、その時は、突然やって来るのです。
『12:16 それからイエスは人々にたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作であった。
12:17 彼は心の中で考えた。『どうしよう。私の作物をしまっておく場所がない。』
12:18 そして言った。『こうしよう。私の倉を壊して、もっと大きいのを建て、私の穀物や財産はすべてそこにしまっておこう。
12:19 そして、自分のたましいにこう言おう。「わがたましいよ、これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ休め。食べて、飲んで、楽しめ。」』
12:20 しかし、神は彼に言われた。『愚か者、おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』(ルカ12:16~20新改訳2017)』
◆大バビロン脱出とこの世からの分離の対比
※信仰者たちへの適用について
『5:22 だれにも性急に按手をしてはいけません。また、ほかの人の罪に加担してはいけません。自分を清く保ちなさい。(1テモテ5:22新改訳2017)』
『5:11 実を結ばない暗闇のわざに加わらず、むしろ、それを明るみに出しなさい。(エペソ5:11新改訳2017)』
『6:14 不信者と、つり合わないくびきをともにしてはいけません。正義と不法に何の関わりがあるでしょう。光と闇に何の交わりがあるでしょう。
6:15 キリストとベリアルに何の調和があるでしょう。信者と不信者が何を共有しているでしょう。(2コリント6:14~15新改訳2017)』
この聖句は、分離の教えですが、第一義的には、偽教師との分離です。その他にも適用は無数にあり、ビジネス関係、交友関係などにも適用可能です。
◆信仰者の復讐に対する考え方
『12:19 愛する者たち、自分で復讐してはいけません。神の怒りにゆだねなさい。こう書かれているからです。「復讐はわたしのもの。わたしが報復する。」主はそう言われます。
12:20 次のようにも書かれています。「もしあなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませよ。なぜなら、こうしてあなたは彼の頭上に燃える炭火を積むことになるからだ。」
12:21 悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。』
「復讐するは我にあり」(佐木隆三の小説、直木賞、1979年に映画化)の意味は、「俺が復讐する」と考えます。
しかし、聖書的には『本来は、創造主である神【主】だけが復讐する』という意味です。聖書的には、報復は、【主】だけが行われるものです。信仰者が悪に勝つ唯一の方法は、『善を行うことで』なのです。
『彼の頭上に燃える炭火を積むことになる』という意味は、その愛のアプローチによって、その人が、深い恥と痛みを感じるようになり、その結果、その人が悔い改めに至る可能性が高くなると言う意味です。また、裁きを【主】に委ねることは、自分自身を解放する結果に繋がるのです。また、自分自身を怒りの束縛から解放する行為にも繋がります。
最終的に、創造主である神【主】が正義の裁きをなされるからです。
◆地上の富を考える
『6:19 自分のために、地上に宝を蓄えるのはやめなさい。そこでは虫やさびで傷物になり、盗人が壁に穴を開けて盗みます。
6:20 自分のために、天に宝を蓄えなさい。そこでは虫やさびで傷物になることはなく、盗人が壁に穴を開けて盗むこともありません。
6:21 あなたの宝のあるところ、そこにあなたの心もあるのです。(マタイ6:19~21新改訳2017)』
聖書は、地上の富は長続きしないと教えています。
『27:24 富は永久に続くものではなく、王冠も代々に続かないからだ(箴言27:24新改訳2017)』
人間は死ぬと、自分が蓄積した財を地上に残すことになります。誰も、この地上から財産を持ち出せた人は、存在しません。
『2:18 私は、日の下で骨折った一切の労苦を憎んだ。跡を継ぐ者のために、それを残さなければならないからである。(伝道の書2:18新改訳2017)』
『6:7 私たちは、何もこの世に持って来なかったし、また、何かを持って出ることもできません。(1テモテ6:7新改訳2017)』
人間にとって、地上の宝か、天の宝か、思案が必要です。大バビロンの崩壊は、地上の宝の虚しさを教えています。
天に宝を積むことを第一にする人生は幸いです。
信仰者の『国籍は天』にあります。信仰者は、富みに支配されるのではなく、その忠実な管理者となることを志したいものです。天に宝を積みながら、地上の宝を有用に用いていきたいですね。また、デボーション、祈り、礼拝、交わり、伝道などは、天に宝を積む行為なのです。
※ハーベストタイムミニストリーズメッセージステーション「ヨハネの黙示録(31)~(32)【動画はYouTubeにあります。】」を参照してください。
ヨハネの黙示録第18章各節関連箇所一覧
18:1 黙示録17:1。黙示録10:1。黙示録21:23、エゼキエル43:2。
18:2 黙示録14:8。黙示録16:13。イザヤ13:19-22、34:11-15、エレミヤ50:39、51:37、ゼパニヤ2:14-15、異本に『あらゆる汚れた獣の巣窟』を欠くものもある。その場合、節末は『…あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣窟となった』となる。
18:3 黙示録14:8、『酒を飲み』異本『によって倒れ』。黙示録6:15、17:2、18:9、イザヤ23:17。黙示録18:11、18:15、18:23、エゼキエル27:33、『ぜいたく』別訳『好色』。黙示録18:7、18:9、18:14も同様。
18:4 イザヤ48:20、52:11、エレミヤ50:8、51:6、51:45、2コリント6:17。
18:5 創世記11:4、エレミヤ51:9。黙示録16:19。
18:6 詩篇137:8、エレミヤ50:15、50:29。黙示録17:4。出エジプト22:4、エレミヤ16:18。
18:7 黙示録9:5。エゼキエル28:2。イザヤ47:7-8、ゼパニヤ2:15。
18:8 イザヤ47:9。黙示録17:16、エレミヤ50:32。1コリント10:22。エレミヤ50:34。
18:9 黙示録18:3。黙示録17:2。黙示録14:11、18:18、19:3。エゼキエル26:16、27:30-32、27:35。
18:10 黙示録11:8。黙示録14:7。黙示録17:12。
18:11 黙示録18:3、エゼキエル27:36。黙示録18:15、18:19。エゼキエル27:34。
18:12 黙示録17:4、エゼキエル27:12-24、『青銅』あるいは『真鍮』。
18:13 『奴隷』直訳『肉体(複数形)』、1歴代5:21、エゼキエル27:13。
18:14 詩篇10:3。
18:15 黙示録18:3。黙示録9:5。黙示録18:10。黙示録18:11。
18:16 黙示録18:10。黙示録18:10。黙示録17:4。
18:17 黙示録18:10。黙示録17:16。エゼキエル27:26-32。
18:18 黙示録18:9。黙示録13:4、エゼキエル27:32。黙示録18:10。
18:19 ヨシュア7:6、ヨブ2:12、哀歌2:10、エゼキエル27:30。黙示録18:11。黙示録18:10。黙示録18:3。
18:20 黙示録12:12、申命記32:43、エレミヤ51:48。ルカ11:49-50、『あなたがたのために…』別訳『あなたがたがこの都から受けたさばきを、この都に下されたのだから』。黙示録6:10、19:2。
18:21 黙示録5:2。エレミヤ51:63-64、マルコ9:42。黙示録18:10。エゼキエル26:21。
18:22 イザヤ24:8、エゼキエル26:13。伝12:4、エレミヤ25:10。
18:23 エレミヤ16:9、25:10。エレミヤ7:34。黙示録6:15、18:3、イザヤ23:8、ナホム3:4。黙示録9:21、ガラテヤ5:20。
18:24 黙示録6:10、16:6、17:6、19:2、エゼキエル36:18。マタイ23:35。






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