遠方からのお知らせ 箴言25:25

『25:25 遠い国からの良い消息は、疲れたたましいへの冷たい水。 箴言25:25新改訳2017』

「疲れたたましいへの冷たい水」とは、水が貴重なイスラエルの気候を思い起こします。

水が枯渇することは、いのちの危険に直結するというイメージです。

冷たい水の差し入れは、それほどまでに、癒やしを与えるのでしょう。

それは、「遠い国からの良い消息」がもたらすものとして紹介されています。

この箴言を記したソロモンは、その父ダビデ王の基盤を引き継ぎ、神殿を建設し、世界中からの賓客をもてなしたのです。

その彼の表現ですから、どの出来事かはわかりませんが、似た体験があったのだろうと推察します。

私は、ダビデ王は、イスラエルの南部に逃げ込んでいるときに、「あのエルサレムの水が飲みたい」と言ったのを思い起こします。

当時、ダビデに仕えていた三勇士が、敵陣を突破して、その水を汲んできたのです。

ダビデは、それを非常に喜びましたが、勿体なくて口にすることはありませんでした。

その水は、彼の身体では無く、ダビデの「疲れたたましい」を癒やしたのです。

遠方からの福音は、全世界を駆け巡っています。

それは、メシアであるイエス・キリストの復活、昇天の後、エルサレムで起きたペンテコステ(聖霊降臨)からの出来事です。

使徒の働きに記されているように、ユダヤからイスラエル全土、サマリア、地の果て(異邦人世界)にまで広く伝わりました。

それは、純粋なものだけではなく、混ざり物も多く含まれています。

その本質である「天来の水」は、多くの人の疲れたたましいを癒やしています。

『4:13 イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。
4:14 しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」 ヨハネ4:13-14新改訳2017』

地上生涯を歩んでいたイエス・キリストが、サマリアの女に語られた核心の部分です。

この遠方からのお知らせ(福音)の本質に気づけた人は、この地上のすべての富よりも、大切なものを得られた事になると私は考えています。

これこそ、空虚な心を癒やす唯一の貴重な水なのです。

一人でも、多くの人に届くように願います。

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