思慮と言葉の力 箴言10:21
『正しい人の唇は多くの人を養い、愚か者は良識がないために死ぬ。 (箴言10:21新改訳2017)』
エネルギーを感じる言葉は、ずっと聴いていたいと思いますよね。
一方、自分が不快感に満たされるような愚痴やお説教には、耳栓を用意したいと考えている人もいるのではないでしょうか?
人を生かす「いのちことば」を習慣化したいものです。
言葉は、心から出てきますから、心にも無いコトを言っていると、それが、キッチリ相手に伝わってしまいます。
心からの愛が感じられる言葉であるなら、たとえ、耳をふさぎたくなるような忠告であっても、相手の心に届くことでしょう。でも、タイミングや適切な言葉や態度など様々な配慮は大切ですね。
「正しい人」と言われるのは、いのちに向き合い互いを活かす人のことです。
「愚か者」は、命に背を向け、利己的な良識を欠いている人を指しています。
人間は、どちらかではなくて、時には、両方とも、一人二役でできてしまいます。
同じ口から出る言葉でも、相手を思いやる言葉もあれば、相手を傷つける言葉も出してしまうという、ある意味、恐ろしい生き物なのかも知れません。
愛がこもっているか否かで、同じワードであっても、伝わるニュアンスは180度違ってくるのです。
その差が、いのちと死の差というのは、正に、天国と地獄の差と言うことになりますね。
このためには、「当たり前」という固定観念からの脱却が必要です。
日常生活で、毎日、同じように生きてられるのは、決して、当たり前ではないですよね。
まず、宇宙環境が整えられ、地球には私が生きていける環境が備えられて、いのちをつなぐことができているのですから、これ自体が「有難い」ことなのですね。
この気持ちを実感することから、思考の大転換が起こります。
創造主である神が、このすべてを創造して、維持管理されているのですから、それに対しての感謝ができます。
また、それだけではなく、永遠の幸福(永遠の生命)まで保証されているのですから、これもまた感謝ですね。
感謝探しをしていると、色々なところにあるモノですよ。
そのマインドから出てくる言葉が、誰かを癒やせたら最高なのですけれどね。
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