その時に備えるマインド03 「わたしの人生なかなかよかったね 藤島ちさと著」
第3章では、「自然な死のプロセスとその時に周りができること」が記されています。
これは、筆者が訪問看護師時代に、看取りに向き合うご家族に配布していた内容だそうです。少しずつアップデートして、今では、介護施設の研修で活用しているという事です。。
専門職は、知っていて当然の内容だそうですが、本人のコンディションの変化に合わせて寄り添い、ケアをする段階で、精神的にはショッキングな内容も含まれています。
現実を知り、現実に向き合う覚悟を持つためには、活用できそうです。
しかし、人間のいのちの動きは、誰にでも予測不能です。
周囲に寄り添う人々は、一喜一憂しながら、その時に向かうのですね。
お亡くなりになったら、エンゼルケアの段階になります。
これは、単に、亡くなった方の衣服や化粧を整えるのではなく、残された近親者の気持ちを整理する大切なステップでもあるのです。
それは、第4章で記されている「グリーフケア」にも繋がっているのです。
「生きているうちに」「反応があるうちに」という後悔が一つも無い看取りはないと思いますが、それを一つでも減らすために、第2章~第3章の内容を自分の環境に置き換えると、より良い方向性を模索できるでしょう。
グリーフの5つの段階は、キャサリン・M・サンダースによると「①ショック期」「②喪失認識期」「③引きこもり期」「④再生準備期」「⑤再生期」と分類されています。
これを、行きつ戻りつ、前後左右に揺れ動くのが、人間の感情です。
大切なアドバイスは、「絶対的な正解はない」という事です。
それぞれの通る道があるので、その人なりの経緯があるのですね。
その過程における「自己肯定感のチェック表」もあり、その場にいる人の背中にそっと手を置くような支えになる可能性もあります。
健全な「自己肯定感」と亡くなった人の人生を肯定することの大切さを実感することができます。
この内容は、死とは無縁でいられない人へのメッセージだと感じます。
「どんなときも人生には必ず意味がある」とは、ヴィクトール・フランクルの言葉です。
著者は、自分の人生を振り返りながら。この言葉を噛みしめているようです。
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