誘惑の瞬間どうする? 箴言23:31
『23:31 ぶどう酒が赤いとき、杯の中で輝くとき、滑らかにこぼれるとき、それを見てはならない。
箴言23:31新改訳2017』
私は、ワイン(ぶどう酒)には疎く、さほどの魅力さえ知りません。
でも、この箴言は、その魅力を知る人には、ピンとくることでしょうね。
誰でも、何かに魅力を感じて、誘われる対象を持っているものです。
この「ぶどう酒」と言う部分を自分がそそられる何かに置き換えてみるとより身近に感じられるのではないでしょうか?
肉体的な魅力と言えば、美女やイケメン、経済的には、高級車やワイロの類いなども考えられますね。
今も昔も、「ハニートラップ」という手法があります。
快楽を伴う関係を結んでおいて、身動きがとれないようにして、要求を飲ませるというのです。
誘惑の入口で、うまく避けることができなければ、もっと深みにはまって行くというのです。
ワインが大好きという人からすれば、その色、その味を口にしたくてたまらなくなる情景です。
また、ボトルのデザインや背景の歴史なども含めると、魅力は倍増するのでしょうね。
人生の中には、何かにハマる時期は、何度かあると思います。
いわゆる「沼」ですね。
時には、ハマってうれしいこともあるでしょうけれど、身を滅ぼすような沼にはご用心です。
この箴言は、それに対する教訓です。
身の程をわきまえて、適度に嗜む程度のお付き合いがよろしいようです。
たまに話題になるのは、骨董品のコレクターの話です。
本人にとっては、まさに「お宝」です。
でも、周囲の家族からは「ガラクタ扱い」をされるアイテムです。
その軋轢は、かなりのストレスです。
あまりにも、のめり込みすぎて、金銭感覚が麻痺すると、さらなる「ドロ沼」が待っています。
ここに、はまり込んで、自己破産に至った人が何人もいます。
人生は、適度に嗜み、適度に愉しむのがよろしいようです。
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