ボウリングの原型はルターが発案した
それを中世ドイツの宗教革命家として知られるマルティン・ルターが、倒すピンを9本にし、並べ方もひし形にして、ボウリングの基本的なルールを統一した。これが近代ボウリングのルールの原型になっていったと考えられている。9本という決められた数のピンを倒すという行為から、やがて「ナインピンズ・ボウリング(en:Nine-pin bowling)」(九柱戯[2])という一つのスポーツが派生し、宗教家の間では人気のあるスポーツとして栄えた。九柱戯はいまだにヨーロッパでは比較的メジャーな競技で、愛好者も多い。
17世紀になると多数の宗教家(清教徒)たちが移住したことで、アメリカでもボウリングが盛んになった。しかしナインピン・ボウリングは西部開拓時代・アメリカで禁酒法下において酒をめぐる賭け事に利用され禁止になり、反発した有志がピンを一本足しテン・ピン・ボウリングにしたことで法律の「ナインピンボウリングを禁ず。」を回避していた。それが現在のスタイルになったと言われている。
霊の闘い、サタン(悪魔)との闘いなどと聞くことがあると思います。
サタンの存在は、真実で、「…空中の権威を持つ支配者…(エペソ2:2)」として大活躍しています。
それをボウリングの原型の9ピンに見立てて倒す「九柱戯」というゲームを宗教改革家ルターがルールを統一したとされているのです。
これが、賭け事の対象のゲームになったことなどから禁止され、もう一本追加した十柱戯として、今のボウリングの原型になったということのようです。
当時の宗教家で、「ガター」でも出そうものなら、キツいペナルティが突きつけられたりしなかったか心配になりますね。
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