人生の問いと答え
『過去にしがみつくことが問いで、変化を抱擁することが答えなのです。…グロリア・スタイネム(世界の名言名句1001p347)』
女性解放運動の中心にいたグロリア・スタイネムですが、「言葉を越えて(6冊目の著書)」の中に出ている言葉です。
行動派だった彼女のポリシーは「もし物事を変えたいのならば行動せよ、変化が起きるのを待っていてはいけない」というのだ。
「過去にしがみつくことが問い」という部分からは、過去に執着してしまうのが人間のクセなのだと感じます。
変えられない過去とどのように折り合いをつけていくかが、まさに、大きな問いであり、それを受容できた時に、変容が訪れるのだと考えます。
そして「変化を抱擁することが答え」からは、現状を受け入れ、自己受容するほど大切なことはないかなという風に感じます。
物事は、自分たちのアクションに対して、予想した変化をもたらしてくれるとは限りません。
それでも、その変化を受容していくことが大切な要素なのですね。
自分の過去には、宝が眠っていて、忘れているような体験からでも、驚きの発見ができるコトもあります。
ただ、現状が耐えられる状態でないとショッキングなだけですので、思い出すタイミングも大切なのかも知れません。
人生には、「過去」「今ココ」「将来」があります。
「過去」と「将来」にも目を配りながら、「今ココ」に焦点を合わせていきたいと考えています。
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