海より雄大な光景がある。それは… ヴィクトル・ユーゴー
『海より雄大な光景がある。それは天だ。天よりも雄大な光景がある。それは良心だ。 ヴィクトル・ユーゴー』
「海は広いな大きいなあ」という唱歌を思い出します。離島に行ったときなどに、視界に広がった水平線を眺めるときに実感を伴います。
天の光景は、臨死体験などでも語られますが、肉体に宿っている人には、未体験ゾーンですので定かなところは分かりません。でも、このフレーズには何らかの共感性を感じます。
「海」よりも「天」、「天」よりも「良心」という言葉の運びは、神に似せて創造された人間に宿る良心の存在価値を感じさせます。これだからでしょうか。
たった一つの禁止事項に惹かれてしまう人間には良心が必要不可欠だったのでしょうね。
ここで、踏みとどまれば良いのですが、この良心の壁をチャプチャプと少しずつ誘惑が浸水してくるのですね。
良心は、別の言葉では、「規律」といえるのではないでしょうか?
それは、時には法律をこえて、その人に迫ってくることもあります。国の体制などが、正常に機能しないときもあります。そのような混乱期ほど、「良心」の発揮が必要になってくるのかも知れませんね。
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