心の目でみる サン・テグジュペリ
『心で見なくちゃものごとは見えないさ。肝心なことは、目に見えないんだよ。 サン・テグジュペリ』
肉眼的な視力の限界でしょうか? 体験的にも、肝心なことは目で見るよりも感じるコトの方が多いようです。
心で見るとはどういうことなのでしょうね?
視覚情報は状況を的確に判断する為に必要な要素です。しかし、それだけにすべてのエネルギーを注いでしまうことも課題が残りますね。
視覚情報が必要ない時の実験です。目をつむってみてください。
目をつぶってみると視覚情報は無くなりますが、自分のイメージにある様々な画像が出てきませんか?
意識無意識問わずに、自分の中に蓄積されたイメージが浮かび上がるのです。
これらが、視覚情報の補完になる要素ではないでしょうか。
例えば、おいしいモノを口に入れた時の、何とも言えない表情は、「おいしい」の一言を超越する表現力を持ちますね。それらの一瞬の画像も脳のイメージには残っているのですね。
脳と心の関係も説明できない領域のモノです。しかし、五感と第六感と合わせた人間が与えられた完成を発揮する為に備えられた貴重なモノなのですね。
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