長所のために身を滅ぼす 池波正太郎
『人というものはな、おのれの長所を隠すことをくふうしなければいかぬのよ。それでないと、おまえは自分の長所のために身を滅ぼすことになろう。 池波正太郎』
「戦国と幕末」の中で記されたこのフレーズですが、自己アピールを工夫する必要性があることを考えさせられますね。
混乱の世の中で、自分の存在を示さなければ、埋没しかねない要素もありますから、自分の長所を生かして活躍し、次の時代につなげたいという意欲を持つ人はおおいでしょうね。
しかし、同時に世渡りという処世術も求められるのがこの世の中であるという一面もあります。
自分のポリシーに従って生きるという筋の通った生き方を貫く格好良い選択肢もありますね。
サバイバルしなくてはいけないとなれば、どうすればより良いところにたどり着けるのかも模索しなければなりませんね。
『能ある鷹は爪を隠す』といいますが、自分の長所と鷹の爪を同じようなイメージで捉えると、ここぞと言うときに、自分の長所を発揮できるのがベストなのでしょうね。
自分の長所によって身を滅ぼすことは、できれば避けて通りたいですね。
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