利口者が得るモノ ラ・ロシュフコー
『どんな不幸な人生からでも、利口者は何らかの利益を得る。一方、どんな幸福な人生からでも、愚か者は心を傷つけられる。 ラ・ロシュフコー』
「自分を傷つけているのは、いったい誰ですか?」 と問われています。
どのようなコトバを浴びせかけられても、自分が取り込まなければ、自分が傷つくことが無いはずです。
でも、自分の周囲に渦巻いているコトバを自分の中に取り込み、関連づけてしまって傷を抱えてしまうケースが多いのですね。
利口者と愚か者が比較されています。
不幸な環境だから利益を得られないというイメージがありますが、現実はちがうのですね。
不幸に見える環境にも利益のタネはあるのだとの指摘です。
また、周囲から羨ましがられるような絵に描いたような幸福に生きている人でも、現実は傷ついているのですね。
経済的にも、環境的にも恵まれすぎている環境は、かえって生きづらいのかも知れませんね。
人生には、様々な味わいがあります。その中には、酸っぱく感じるコトや、甘く感じるコトなど色々なことがあります。
どうやら、大切なのは、それらから、どのように学びを得るかということのようですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません